陣痛促進剤の副作用とデメリット、費用はいくらかかる?

こんにちは。三児パパの優太です。

3人目出産のときに、微弱な陣痛がくるも中々強くならない為

陣痛促進剤を投与するという選択をしました。

その時の助産師さんからの説明をまとめました。

1 陣痛促進剤って何?

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多くの産婦人科は、子宮収縮剤を利用しない自然分娩を推奨しています。

助産師さんと妊婦ママと、産婦人科医がチームとなって自然の流れで赤ちゃんを出産します。

だけど、いくら自然分娩で出産したいと思いがあってもそのまま放置すれば母子ともに危険な状態に陥る場合があります。

そのような時には、陣痛を誘発する陣痛促進剤、または子宮収縮剤を投与して陣痛を促進させます。

2 陣痛促進剤が必要な時って

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陣痛促進剤は、臨月の条件が揃った時にママに投与することで子宮を収縮させ陣痛を促します。

その目的は、お医者さんや周りの都合で使うもので医学的判断から使用するとのことです。

では、どんな時に使うのでしょうか。

2ー1 破水の後 前期破水

まれに陣痛が始まる前に、破水する場合があります。

分娩が長期化すると、母子ともに細菌に感染しやすい状態。

破水して、一定時間以上陣痛が始まらない場合は、陣痛促進剤を使用する時があります。

2ー2 予定日超過(過期妊娠)

出産予定日を1週間以上過ぎると、羊水量が減ってきます。

ママの羊水が減ってくるとお腹の中の赤ちゃんにも悪影響が出始める可能性がでてきます。

その為、陣痛を促進する為に、促進剤を使用します。

2ー3 微弱陣痛

分娩が始まっても、感覚の長い弱い陣痛が続くだけでちっとも本格的な陣痛が来ない場合、母子ともに疲れ果ててしまいます。(母体疲労)

この為、上手にいきむことができなく、出産が長引き、最悪、胎児が仮死状態となる場合があります。

また、出産後に子宮の収縮が悪くなり、出血が多くなる可能性があります。

2ー4 その他の医学的対応で必要な場合

妊娠高血圧症候群、糖尿病合併症、Rh不適合妊娠などは、自然分娩だとハイリスク妊娠となります。

計画出産や分娩が望ましいと判断された場合、促進剤を投与します。

3 陣痛促進剤の種類

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陣痛促進剤には、オキトシンとプロスタグランディン(PG)の2週類があります。

オキトシン・・・自然分娩の時に脳下垂体から分泌されるもの
参照URL:http://goo.gl/e61z2r

プロスタグランディン・・・子宮の出口を柔らかくする作用を持つ。陣痛がはじまると体内から抽出される。
参照URL:http://goo.gl/XAa2S0

子宮を内診することで、熟化状態を判断し、オキトシンかプロスタグランディンかを選びます。

両方同時に使用することはないようです。

4 陣痛促進剤の使用方法

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陣痛促進剤は経口錠もありますが、通常点滴によって投与します。

この時、もっとも危険なのが、過剰投与により強度な陣痛がはじまること。

そこで、輸血用ポンプを用いて、投与量を厳密に管理します。

最初は少量からで、分娩に必要な陣痛がはじまるまで徐々に量を増やしていきます。

5 陣痛の促進をモニタリングで安心

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陣痛や子宮の収縮は、測定機器を用いて客観的に計測することができます。

NSTと呼ばれる分娩監視装置を母体のお腹につけ経過観察します。

病院によっては、不測な自体に備える為、モニタリング結果は、医師宿直室やナースステーションでもリアル監視できる状態のところもあります。

万が一、子宮の収縮が強すぎた場合は、陣痛促進剤の投与量を減らしていきますので、子宮破裂や胎児仮死を防ぐことができます。

6 子宮口が開いていないけど

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子宮口が開いていない時は、時間をかけて機械的に子宮口を大きくしていきます。

ラミセルやラミナリアといった細長い管の拡張器や、メトロインテルといった風船のような拡張器具を子宮口にいれて徐々に広げていき、陣痛を誘発します。

7 陣痛促進剤の副作用は

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陣痛促進剤も薬品であるのには変わりなく、当然ながら副作用の可能性はあります。

アレルギー反応によるショックから、子宮破裂、過強陣痛、それにともなう出血、胎児仮死が起こる可能性もあります。また、分娩時に羊水が母体の肺の血管に入って呼吸困難になる羊水寒扇症や弛緩出血などの母体合併症をともなうときがあります。

はじめに陣痛促進剤の主な副作用をまとめます。

陣痛促進剤の副作用/span>

  • ショック
  • 過強陣痛※1
  • 子宮破裂
  • 頸管裂傷※2
  • 微弱陣痛※3
  • 弛緩出血※4
  • 羊水塞栓症※5
  • 胎児機能不全(羊水混濁、除脈など)
  • 過敏症状
  • 不整脈
  • 血圧上昇
  • 吐き気
  • 水中毒症状※6

ただ、これは自然分娩でもおこりうることです。医療機関監視のもとで陣痛促進剤を使えば、リスクを小さくすることはできると言えるのではないでしょうか。

副作用の用語解説

ここで難しい副作用の用語解説を行います。

過強陣痛

過強陣痛とは陣痛が過剰に強いことです。

頸管裂傷

頸管裂傷とはお産の時に子宮の出口の部分が裂けることです。

微弱陣痛

微弱陣痛とは陣痛の感覚が長い、発作が弱いなどのことです。

弛緩出血

弛緩出血とは出産後(分娩後)に子宮の収縮がうまくいかず大量に出血してしまうことです。

羊水塞栓症

羊水塞栓症とは羊水がママの血管内に入って呼吸不全などの症状に陥ることです。

水中毒症状

水分を取りすぎることによる中毒症状。

多数の陣痛促進剤の副作用をあげましたが、何度も言いますがこれらの副作用は自然分娩でも起こりうることです。

また陣痛促進剤は「薬」と思われがちですが
オキトシンとプロスタグランディンどちらも体の中で作られる物質です。

これらの成分が陣痛を促進する機能があることから、それらを人工的に投与するだけです。

そして陣痛促進剤を使わなければならないということは
ママの体や赤ちゃんのことを考えた時に
「使った方が良い状況」だから進められるものです。

陣痛促進剤の費用とまとめ

最後に費用ですが、病院によりまちまちですが、数千円ほどです。
ちなみに私達の場合は、3000円ほどでした。

陣痛促進剤は、経膣分娩を目的としたもので万が一危険と判断された場合は、帝王切開での出産となります。
私たち両親は、このリスクを十分に承知した上で分娩誘発の促進を使って行ってみてはいかがでしょうか。
元気なあかちゃんが生まれますことをお祈り致します。





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