αリポ酸ってダイエットに良いって言われてるけど、本当に効果あるの?

ダイエットサプリとか美容サプリといった謳い文句で販売されている「αリポ酸」を知っていますか?

知る人ぞ知る成分ですが、実際にはどのような働きがあるのでしょうか?

また安全性はどうなのでしょうか?

 



目次

 

αリポ酸とは?

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代謝を助ける補酵素

αリポ酸は、補酵素(酵素の働きを助ける)と言われ、体の中でおこるたくさんの代謝に深く関わっています。

特に、糖質がエネルギーとなるまでの過程で、さまざまな酵素を活性化します。

少し難しい話になりますが、具体的には、糖質(グルコース)から解糖系を通り、生成されたピルビン酸がミトコンドリアに入り、アセチルCoAに変化するときの酵素を活性化したり、また、クエン酸回路に直接作用してATPの生産を助けます。

ATPが生産されるときに生じるエネルギーが、私たちの体を動かす元になっているのです。

 

もともとは医療用成分

αリポ酸は糖尿病特有の合併症である「糖尿病性神経障害」の改善に使われていました。

もともとはチオクト酸という医薬品の成分だったのです。

それが1989年に抗酸化作用があることが発見されて開発がすすみ、2004年から健康食品にも使われるようになりました。

 

αリポ酸の働き

5d461b1da84ded1d8a6757dbfffe5d62_s αリポ酸にはさまざまな働きがありますが、主なものを2つご紹介します。

 

抗酸化作用

αリポ酸の特筆すべき作用は抗酸化作用です。

人間は体に酸素を取り入れ呼吸をしていますが、酸素によって酸化もしています。

酸素が体内に入ると、使われなかった酸素は活性酸素となります。

活性酸素には体内の毒やウイルスを除去するという、大切な役割がありますが、過剰になれば人間の正常な細胞まで傷つけてしまうのです。

この活性酸素を抑える作用(=抗酸化作用)が、αリポ酸にはあります。

しかもその能力は、ビタミンCやEの400倍とも言われています。

活性酸素は年齢とともに発生する量が増えます。

過度な運動やストレス、紫外線や放射線などでも増えます。

ですから活性酸素はできるだけ除去する必要があるのです。

 

抗糖化作用

血液中に長く残っている糖がたんぱく質と結合すると、AGEs(最終糖化産物)という物質になります。

AGEsが体内に増えていくことを「糖化」といいます。

AGEsは体の老化、肌の老化を加速させる物質です。

糖尿病や動脈硬化、白内障、認知症、そして癌さえも引き起こすと言われているのです。

いかに「糖化」が体に悪影響を及ぼすかがわかりますね。

αリポ酸には、抗糖化作用があります。過剰な糖分を取り込ませないで、AGEsの生成を防ぐ働きがあるのです。

そのほかαリポ酸には、肝臓の働きの強化、疲労回復、水銀やカドミウムといった有害な重金属を排出する作用などもあります。

 


αリポ酸のダイエット効果は?

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体脂肪を減らす作用はない

ダイエットサプリとしても売られているαリポ酸ですが、αリポ酸が直接、体脂肪を減らすといった作用はいまのところ確認されていません。

ただ、体内にαリポ酸が十分にあれば、ご飯やパンとして体内に入った糖質が、きちんとエネルギーに変わるわけですから、脂肪となって蓄積することは防げると考えられます。

また、αリポ酸は20代後半から減少していくため、年齢を重ねると痩せにくくなるのは、代謝が落ちる=体内のαリポ酸が減っているから、という理由であることは納得できるでしょう。

つまり、αリポ酸を補えば、若いころのように代謝がよくなり、結果痩せやすくなると考えられます。

 

あくまでダイエットサポート

αリポ酸はあくまでもダイエットをサポートする物質と考えましょう。

基本は糖質をとり過ぎない、そして軽い有酸素運動を行うことです。

αリポ酸はその作用から、体を錆びさせない(=抗酸化)、体を焦がさない(抗糖化)といったアンチエイジング成分と言えそうです。

 

αリポ酸の副作用

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低血糖に注意

注意が必要なのは「インスリン自己免疫症候群」による低血糖です。

症状としては脱力感や、動悸、震えなどがあります。

厚生労働省のホームページでもαリポ酸に関するQ&Aというページがあり、摂取により低血糖状態になる可能性があるとの記載があります。

ただし、これは遺伝が関係していますので、誰にでも起こる副作用ではありません。

しかし日本人では6~8%の発症率と言われていて、決して少なくありません。

意識を失って倒れることもありますので要注意です。

 

そのほかの副作用

食欲不振、吐き気、下痢などが起こることが報告されています。

過剰に服用すると、副作用も出やすくなりますのでサプリメントだから大丈夫だろうと安易に服用せず、必ず用法、用量を守るようにしましょう。

医薬品としても使用されている成分ですので、効果はあるかもしれません。

しかしその一方で、副作用が起こる可能性も忘れてはいけません。

また、妊娠中や授乳中の服用については安全性が確認されていませんので、摂取は控えるようにしましょう。

⇒ちなみに当ブログで紹介しているボンキュートというバストアップ×ダイエットサプリメントにもαリポ酸が入っています。