美容と健康にはポリフェノール? | その種類と効果効能について

ポリフェノールと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?

  • ぶどう
  • ワイン
  • 美容効果
  • 健康…

そんな言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。

では、実際にポリフェノールがどういうものか。

どんな作用によって、具体的にどんな効果があるのか。

それを答えられる人は意外に少ないのでは?

今回はそんなポリフェノールについてお話していきます。

具体的な効果効能についても説明しますので、美容と健康に敏感な方はぜひ参考にしてみてください。

 

目次

 

ポリフェノールとは?

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ポリフェノールというと、冒頭のとおりぶどうやワインを思い浮かべる人は多いでしょう。

ポリフェノールとはぶどうに含まれる成分なのでしょうか?

半分、正解です。

ぶどうの皮にはアントシアニンという成分が含まれています。

このアントシアニンこそポリフェノールなのですが、
正確には、数多くあるポリフェノールのうちの一つなのです。

 

ポリフェノールはたくさんある?

ポリフェノールとは植物の皮や種などに含まれる天然生物の総称です。

光合成によってできる色素や苦み、渋みの成分で、自然界には約5000種以上存在するとか。

ほとんど全ての植物に含まれており、植物細胞の生成、活性化などを助ける働きを持ちます。

最も有名なのは前述のアントシアニンですが、

  • カテキン
  • イソフラボン
  • タンニン

など、美容と健康に敏感な方ならよく耳にするであろう成分もポリフェノールの一種なのです。

逆に言うと、私たちは普段、あまり意識をしなくても頻繁にポリフェノールを摂取しているということでもあります。

にもかかわらず、ポリフェノール含有をうたった食品やサプリなどの人気は衰えることはありません。

ポリフェノールが根強い人気を維持し続ける理由とは?

ポリフェノールを摂取することは、人体にいったいどういう作用を及ぼすのでしょうか?

また、過剰摂取や欠乏によって体に不調をきたすことはあるのか?

次項で解説します!

 

ポリフェノールが人体へ及ぼす作用

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ポリフェノールが注目される理由は、その抗酸化力だと言っていいでしょう。

アンチエイジングに敏感な方なら、「抗酸化」というキーワードに反応しているかもしれませんね。

まずはこの抗酸化力についてお話します。

 

抗酸化力って?

抗酸化力、つまり、酸化を防ぐ力のことですね。

なぜ、酸化を防がなければいけないのでしょうか?

人間を含む動物も植物も、生命維持のために絶えず酸素を消費しています。

しかし、

  • 必要以上の紫外線
  • 喫煙
  • ストレスを受け続ける

など、様々な要因によって代謝の過程でこの酸素の一部が活性酸素に変わります。

この活性酸素は本来体内に侵入した最近やウイルスを撃退する役割があり、人体にとって不可欠なものです。

しかし、その強い酸化力と殺菌力は時に

  • たんぱく質
  • 脂質
  • DNA

など、細胞を傷つけてしまうことも…。

体内の各組織には抗酸化酵素という活性酸素を無害化する酵素がありますが、

その酵素でも分解しきれない余分な活性酸素は

  • 老化
  • 生活習慣病

など様々な病気の原因となると言われているのです。

つまり、アンチエイジングや健康を意識するのなら、抗酸化力のある成分を自発的に摂取しなければいけないわけです。

そこで注目を浴びたのが、高い抗酸化力を持つポリフェノールなのです。

ポリとは「たくさんの」という意味。

フェノールはベンゼン環という六角形の構造に水酸基がついたもので、この水酸基が活性酸素を捕まえて除去する力を持っています。

ポリフェノールは様々な食品に含まれているため簡単に摂取することができますが、

美容と健康に敏感な方はサプリメントや特定保健用食品なども利用しているでしょう。

このような場合、過剰摂取にはあたらないのでしょうか?

 

摂取量の目安はある?

必須栄養素ではないため、摂取量についての基準値は特に定まっていません。

現在のところ、過剰摂取による体調変異などは報告されていないようです。

逆に、欠乏症なども確認されていないようですね。

  • 高齢の方
  • 癌や生活習慣病を予防したい方
  • アンチエイジングを目指す方

などは積極的に摂取して大丈夫でしょう。

ちなみに、抗酸化作用が有効とされるのは緑茶では1日10杯くらいと言われています。

ただし、いくつか気を付けなければいけないこともあります。

ポリフェノールは体内で蓄積されにくいという特性を持ちます。

大量に摂取しても、だいたい3時間ほどでその抗酸化力も失われてしまうのです。

効果的なのは2,3時間おきのこまめな摂取と言われていますが、食事だけでは難しいため、

  • コーヒー
  • 紅茶
  • チョコレート

などの嗜好品やサプリメントを活用するといいでしょう。


ポリフェノールが含まれる食材と効果効能は?

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ここまではポリフェノールについて説明してきました。

では実際にどんな食品にどんなポリフェノールが含まれているのか、そしてどんな効果があるのか早く知りたい人も多いでしょう。

ポリフェノールは植物由来であるため、発揮する効果は植物固有の生育環境によって変化します。

気になる症状、対策したい事柄に合わせて、摂取するポリフェノールを選択するのはとても賢い摂取法ですね。

 

代表的なポリフェノール

簡単ではありますが、以下に代表的なポリフェノールと含まれる食べ物、効果効能を記載しました。

中には「これ知ってる!」というものや「初めて知った!」というものもあるでしょう。

これを機に、料理や食事の際にポリフェノールを意識するのもいいですね。

 

アントシアニン

含まれる食べ物:

  • 赤ワイン
  • なす
  • 黒豆
  • 小豆
  • ブルーベリー
  • 赤しそ

効果効能:

  • 肝機能改善
  • 心臓病や認知症の予防

植物界に広く存在する色素で、赤、青、紫の果実や花に含まれます。

よって、ぶどうの皮を使用しない白ワインには含まれていません。

ベリー系に多く含まれていますが、特にたくさん含まれているのはビルベリー。

アントシアニンは植物が紫外線から身を守るための色素であるため、紫外線をよく浴びたものほどたくさん含有しています。

そのため、夏は白夜で一日中太陽が沈まない北欧で育つビルベリーは、ブルーベリーの約5倍のアントシアニンを含むと言われています。

サプリなどでアントシアニンを摂取したい場合、ビルベリー配合のものを選ぶといいでしょう。

 

ルチン

含まれる食べ物:

  • そば
  • アスパラガス
  • 桑の実

効果効能:

  • 血管の強化
  • 動脈硬化や高血圧の予防

ビタミンCとともに働き毛細血管を強化する作用があるため、出血性の疾患の予防や改善に効果があります。

血流を促進する働きもあるため、高血圧や動脈硬化の予防にも効果を発揮すると言われています。

ビタミンCの存在によってより効果を発揮し、さらにはビタミンCの吸収を促進します。
美容と健康を両方かなえるためにも、ぜひビタミンCと一緒に摂取したいですね。

 

カカオマスポリフェノール

含まれる食べ物:

  • ココア
  • チョコレート

効果効能:

  • 疲労回復
  • ストレス除去
  • ピロリ菌除去
  • 動脈硬化予防

カカオ豆の苦みの成分です。

悪玉コレステロールの発生を抑えて血液をサラサラにする効果があるため、動脈硬化の予防を期待できます。

  • 胃のピロリ菌
  • O-157
  • 虫歯菌であるミュータンス菌

の増殖を抑制するとも言われており、様々な面から健康へ貢献してくれます。

ストレス解消効果もあるため、チョコレートを持ち歩く人は無意識にその効果を得ようとしているのかもしれませんね。

 

カテキン

含まれる食べ物:

  • 緑茶

効果効能:

  • コレステロールの減少
  • 血糖値の正常化

お茶の渋み成分です。

日本では茶カテキンが消費者庁によって有効成分として認められており、

「体脂肪が気になる方に」といううたい文句で特定保健用食品にも利用されています。

多様な生理活性が報告されており、

  • 血圧の上昇抑制
  • 血中コレステロールの調節
  • 血糖値調節
  • 老化抑制
  • 抗癌
  • 抗菌
  • 抗アレルギー作用

などがあります。

 

ウーロン茶重合ポリフェノール

含まれる食べ物:

  • ウーロン茶

効果効能:

  • 脂肪の吸収を抑制
  • メタボ抑制

ウーロン茶に特有のポリフェノールです。

ウーロン茶が脂肪を燃焼することは有名ですね。

それはこのポリフェノールの力。

脂肪の吸収を抑え、脂肪分解を促進する働きが注目され、多くの健康食品や特定保健用食品に利用されています。

 

クロロゲン酸

含まれる食べ物:

  • コーヒー豆
  • ごぼう

効果効能:

  • 脂肪燃焼
  • 代謝促進
  • 抗癌作用

コーヒー豆には5~10%近く含まれており、その含有量はカフェインよりも多いそうです。

  • 糖分の吸収を遅らせたり
  • 脂肪の蓄積を予防する

効果があるため、様々な生活習慣病の予防はもちろんダイエットにも効果を発揮します。

焙煎するとその多くが分解されてしまいますが、コーヒーの種類によっては多少残ることもあるとか。

サプリメントで摂取する方が効率的だと言えます。

イソフラボン

含まれる食べ物:

  • 大豆

効果効能:

  • 女性ホルモンのバランス調整
  • 美白

女性の強い味方、イソフラボン。

女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしているため、女性ホルモン様物質と呼ばれています。

女性ホルモンの減少による

  • 更年期障害の症状緩和や
  • 骨粗しょう症予防

に効果があります。

ホルモンバランスを整えるため生理不順や肌の不調にも効果を発揮します。

ホルモンバランスの乱れに悩んでいる女性は試しに意識して積極的に大豆製品を摂取してみましょう。

サプリメントの数も多いですが、日本は大豆製品であふれているため、和食中心の食生活をしていると自然と摂取量が上がるという特徴もあります。

以上です。

前述のとおり、ここに記載したの代表的なものだけ。

ポリフェノールはとても種類が多いため、私たちの身近な食生活にたくさん含まれているのです。

ただし、お肉中心の生活をしていればその恩恵は受けられません。

  • 野菜
  • 植物性

のものを積極的に摂取するようにしましょう!

 

ポリフェノールを過信しすぎてはいけない!

ここまでポリフェノールの魅力をたくさん語ってきましたが、だからといって間違った方法による大量摂取はNGです。

食事はあくまでもバランスよく。

  • コーヒーばかりたくさん飲んだり
  • 赤ワインを大量に飲んだり
  • チョコばかり食べたり

こんなことではせっかくのポリフェノールの効果も、それを上回る害に負けてしまいます。
(この場合だとカフェイン、アルコール、糖分脂質)

同じ食品ばかりずっと摂り続けるのではなく、いろんな食品からポリフェノールを摂取するようにしましょう。

また、サプリに頼って食生活がおろそかになるのもいけません。

食事は健康と美容の基礎です。

栄養素摂取のメインは食事。

どうしても足りない場合はサプリと補うという考え方を徹底するようにしましょう。

 

おわりに

今回は健康と美容の強い味方、ポリフェノールについてお話しました。

意外な食べ物にポリフェノールが含まれていること、そしてすでによく知っている成分がポリフェノールだったことに驚いた人もいるのではないでしょうか?

アンチエイジングでも注目されるポリフェノールですが、その効果効能は

  • 脂肪燃焼
  • 循環器系の疾患の予防や改善

が多く、美容よりも健康推進がメインだと言ってもいいかもしれません。

もちろん、

  • アンチエイジング効果
  • 美容効果

があるのも事実です。

しかし、美容は健康を土台に成り立つもの。

まずは体質改善を目標にポリフェノール摂取を続けるのもいいかもしれませんね。

■ポリフェノールが入った「むくみ」サプリ
⇒するるのおめぐ実のレビュー記事

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