子供が病気に。病児保育や病後児保育とは?利用方法など分かりやすく解説

病児保育・・・

病後児保育・・・

言葉が難し過ぎて違いも分からない!!

そんなママさんに分かりやすく説明していきます!!

子供が風邪をひいたときに預けられる病児保育や病後児保育の保育園って一体何?

というところから、利用方法まで詳しく説明していきます!!!



目次

病児保育・病後児保育の保育園(保育室)とは?

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元気な子供の保育は、通常の保育を意味するのに対し、「病児保育」「病後児保育」は、いずれも病気の子供の保育のことを意味します。

病児保育と病後児保育との違い

そして、病気の子供の中でも、現在、病気に罹っている状態(発熱状態など)、病気の急性期の子供の保育を「病児保育」といいます。

一方、病気の回復期にある子供の保育を「病後児保育」といいます。

病気の回復中であるか否かが判断の分かれ目となります!!

  • 病気中の子供を預ける⇒病児保育
  • 治ってきている子供を預ける⇒病児後保育

そもそも子供の病気が完全に回復し、いつも通りの遊ぶ元気があれば、通常の保育園に通ってOKです。

しかし、熱が下がっても

  • 食欲がない
  • あまり元気がない
  • 体調が万全でない

というときもあると思います。

そういうときは、「病後児保育」の保育園を利用することをおすすめします。

 

 

病児保育・病後児保育の利用条件

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病児保育・病後児保育の専門の保育園は、市区町村で予め定められていることが多いです。

まずは、お住まいの市区町村の病時保育、病後児保育のページを見てみましょう。

ここでは、東京都新宿区の、病児保育・病後児保育の保育園(保育室)利用条件を説明します。

病児保育・病後児保育において、対象となる病気は、風邪、発熱、下痢、伝染病、喘息などの慢性疾患、骨折、やけどなどです。

 

利用可能地域に在住している

例えば、利用可能地域が新宿区の場合、新宿区に在住していることが要件となります。

 

保育園の在園児であること

保育園に通っていない子供については、病児保育を利用できないので注意しましょう。

保育園に通っていない子供をみてもらう場合は、例えば、民間の病児専門のベビーシッター等を問い合わせてみましょう。

 

保護者等の仕事の事情により、家庭で看病ができない

保護者等の仕事で、家で、病気の子供を看病することができないことが条件となります。

 

離乳食が完了していること

病児保育では、離乳食を提供していないからです。

 

特定のワクチン接種が完了していること

水痘(みずぼうそう)、麻疹、風疹、おたふくなどのワクチン接種が完了していることが、利用条件の一つになっているところもあるようです。

 

アレルギーがないこと

病児保育では、アレルギー対応の食事を提供していないからです。

 

病後児保育の場合は、病気の回復期であること

回復期であることが条件になります。

例えば、感染症に罹った子供については「登園許可書」が必要になります。

 

 

病児保育・病後児保育の利用方法

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次に、病児保育の利用方法を説明します。利用方法についても、詳しくは、お住まいの地域の病時保育、病後児保育のページを見てみましょう。

ここでは、東京都新宿区の、病児保育・病後児保育の保育園(保育室)利用方法を説明します。

 

空きがあるかを確認

病児保育・病後児保育の保育園は、定員を定めています。

通常数名(4名~6名)程度で、とても少ないのが実情です。

したがって、定員にすぐに達してしまいます。

まずは、病児保育・病後児の保育園に空きがあるかを連絡します。空きがあれば予約を入れます。

 

利用連絡票の記入

そして、医療機関を受診し、医師に「利用連絡票」を書いてもらいます。

医師の記入が必要なので必ず記載してもらうようにしましょう。

また、病状によっては、病状期間を記入してくれます。

一旦、病状期間が定まり病児保育の予約がとれたら、病状期間預かってくれるようです(毎日予約を入れる必要はなくなります)。

 

定時(例えば、午前10時)までに登園できること

病児・病後児保育では、定時(例えば、午前10時)までに登園することが条件となる保育園もあります。

これは、医師の回診があり、医師が部屋の振り分けを決めるためです。

例えば、感染力の強い病気の子を個室にします。

定時に、間に合うように登園しましょう。

そのためには、早めに小児科等の医師に受診してもらう必要がありますね。

 

 

病児保育・病後児保育の利用時間と利用料金

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次に、病児保育・病後児保育の利用時間と利用料金を説明します。

利用時間と利用料金についても、詳しくは、お住まいの市区町村の病時保育、病後児保育のページを見てみましょう。

ここでは、東京都新宿区の、利用時間と利用料金を説明します。

利用時間

東京都新宿区の通常の保育園と同じ時間(例えば、8:00~18:00)となります。

延長時間(開始前30分、終了後30分)が設けられている保育園もあるようです。

 

利用料金

東京都新宿区の例で説明すると、病児保育の場合の利用料金は、1日あたり約3,500円です。

また、病後児保育の場合の利用料金は、1日あたり約2,000円です。病後児保育の方が若干安いようです。

また、昼食代(例えば、500円)、延長保育(例えば、600円)等が、別途発生するようです。

 

 

事前登録が必要?

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事前登録が必要な保育園が多いようです。

事前登録では、家庭状況(保護者の連絡先記入や、子供の保育園の情報等、今までにかかった病気や受けた予防接種等)が聞かれますので、母子手帳を持参しましょう。

 

持ち物リスト

保育園によって異なるようですが、一般的には以下の持ち物になるようです。

  • 医師連絡票などの書類
  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 乳児医療証
  • 薬手帳
  • 投薬依頼書
  • 保育園で普段つかっているノート(連絡帳)
  • バスタオル
  • ハンドタオル
  • 着換え一式(病状に応じて数を調整)
  • ビニール袋
  • 紙おむつ
  • 食事用エプロン
  • 飲み物(水、ほうじ茶は保育室にある)
  • おしりふき




病児保育・病後児保育の保育園のメリットは?

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病児保育・病後児保育の保育園のメリットを考えてみました。

病児専門だから安心

なんといっても安心が一番のポイントです。通常、看護士や病児に慣れた保育士がいます。

 

小児科医と提携していることが多い

朝の回診で、小児科医が子供の状態をみてくれます。

また、何かあれば、子供を入院させる等の手続きをしてくれることが多いです。

また、小児科医の判断のもとで、病児の部屋の振り分けを行っています。

感染力の高い病気(水疱瘡、インフルエンザ等)は隔離された部屋に子供がいることになります。

 

病児専門のベビーシッターよりも安い

病児専門のベビーシッターは1時間あたり約2500円の料金、或いは、1日あたり1万円程度の料金が発生します。

例えば、8時~18時で利用する場合、病児保育は4,000円程度で済みますが、ベビーシッターの場合は、10,000円以上発生するので、かなり高額になります。

したがって、病児、病後児専門の保育園(保育室)の方が安いと言えるでしょう。

 

 

病児保育・病後児保育の保育園のデメリットとは

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一方、病児保育・病後児保育の保育園のデメリット考えてみました。

病気が移る可能性がある

病児保育では、隔離室がありますが、子供が他の子供と接触する機会が絶対ないとは言い切れません。

通常の保育園でも、子供の風邪の移し合いはよくあることですが、病児・病後児保育園では、更に、その可能性が高まります。

また、部屋が3部屋しかない場合、子供の定員が3名であれば、各部屋1名に振り分けられ、病気が移る可能性は少ないと言えるでしょう。

しかし、部屋が3部屋しかない場合で、子供の定員が4名以上である場合、少なくとも2名の子供の間で、病気が移る可能性が高いと言えるでしょう。

例えば

  • インフルエンザの部屋
  • 水疱瘡の部屋、
  • その他風邪の部屋

で振り分けられた場合、その他風邪同士の子供同士で感染します(私の子供がその一例でした)。

病気が移ると結果として、長い間、保育園を休むことになります。

預けなければ良かった、、、ということもありますので、注意しましょう。

 

空きがないことが多い

そもそも定員が4名など少ないことが多く、すぐに定員オーバーになります。

保育園側もその事情を考慮し、月曜日には、一旦、予約無しの状態にしてから、予約を順次受け付けるというスタンスをとっていることが多いようです。

また、予約は先着順です。予約開始時刻に、いち早く予約をいれましょう。

 

事前に医師の診断が必要

病児・病後児の保育園は、医師の診断が必要です。

医師は小児科に限らず耳鼻科でも書いてくれますので、前日の夕方、夜間に医師の診察をしてもらい、必要な書類(利用連絡票)に記入してもらいましょう。

 

病児・病後児保育の保育園が遠い場合、送迎が大変

病児・病後児保育の保育園は、自宅から遠い場合があります。

そのようなときは、余裕をもって登園しましょう。

また、子供の体調も優れていない場合には、タクシーなどの利用も考えてみましょう。

 

 

まとめ

病児専門のベビーシッターよりも格安である一方、事前に医師の診断が必要であること、また、子供が風邪をもらう可能性が高いことを考慮してから、病児保育・病後児保育を利用してみましょう。