インフルエンザが流行開始!2016最新予防と正しい対応

インフルエンザが流行開始!!

小さい子供に感染しないために・・・

大事な会議の前に感染しないために・・・

毎年の冬の季節、憂鬱ですよね。
インフルエンザの基礎知識や予防方法、最新情報などをお伝えできればと思います。




 

目次

2016年のインフルエンザが流行開始している

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毎年年末から年始にかけてインフルエンザの流行が始まります。

今年2016年も先日1月14日に東京都から都内のインフルエンザの流行が始まったとの告示がありました。
参考URL:http://goo.gl/bWv8lE

昨年度は年明け1月7日頃に流行の確認がされましたから1週間ほど遅い流行となります。

東京都のデータですが今年の流行は昨年同様にAH3(俗にAH香港型)と呼ばれる型が流行しています。

 

 

インフルエンザの潜伏期間

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厚労省においては潜伏期間は数日としています。
具体的には明記されておりませんので個人差があります。

多くの場合は感染から1日~3日程度で発症する(熱が上がる)と言われています。

しかしながら、この期間は人によっては1週間程度の場合もありその期間に外出することにより飛沫感染を進めてしまうということまあるようです。

 

 

2016最新インフルエンザの予防と効果

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一般的にインフルエンザの予防接種が有効とされています。

今年の予防接種は4価ワクチンと呼ばれるもので昨年までの3価ワクチンに対し抗原が増えています。
ワクチンにはA型、B型がそれぞれ2種類含まれています。

今年に関してはA香港型のウイルスも予防接種に含まれています。

もちろん予防接種をしても感染しないということではありません。
厚生労働省の発表においても最近の具体的な数値は発表されておりませんが古いデータですと65歳以上の高齢者への発症を約45%阻止したというデータもあります。

参考URL:厚労省HP インフルエンザQ&A

感染しても重症化しないという特徴もあり特に懸念事項がなければ接種を受けることをオススメいたします。

 

インフルエンザ感染予防の基本

感染しないためには以下の様なことを考える必要があります。

  1. 感染経路を断つ
  2. 予防接種を受ける
  3. 免疫力を高める

特に注意したいのは1の感染経路を断つということでしょう。
具体的には

  • こまめな手洗い
  • うがい
  • アルコールなどでの消毒

うがいはについては風邪などには有効ですがインフルエンザに関しての予防効果は科学的に不明です。
ただし、風邪なども同時に予防する必要がありますからうがいは必ず実施してください。

特に手洗いはしっかり行う必要があります。
参考URL:手洗い参考資料

 

2016最新のインフルエンザ予防知識

最近のインフルエンザ予防で注目されているのが「免疫力を高める」ということです。

免疫力を高めるということはインフルエンザだけでなく様々な病気に有効となりますし日々のちょっとした不調なども改善が期待できます。

では、具体的にはどんな方法で免疫力を高めたらいいのでしょうか。
免疫力にとってもっとも重要なのは「腸」です。

腸を鍛えることによって自然と免疫力が高まります。

「腸を鍛えるって?」とピンと来た人も多いかとは思いますが最近流行の「R-1」ヨーグルトなどもこの腸の機能を促進してくれるのです。
そして結果的にインフルエンザや風邪を予防できるということです。

他にもいわゆる「ビフィズス菌」関連の食物を摂取することは腸の免疫力を高めることには有効です。

また、漬物やチーズなどの発酵食品やごぼう大根などの食物繊維なども腸内環境を調えます。





 

インフルエンザにかかったら簡単マニュアル

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どんなに注意してもインフルエンザにかかってしまうことはあります。

症状の特徴からインフルエンザが疑われるときにはどんなことに注意して過ごしたらいいのでしょうか。

インフルエンザにかかったら

「インフルエンザかな?」と思ったらなるべく早めに医療機関を受診しましょう。

しかし、あまり早すぎるとインフルエンザの反応が出ない場合もありますから全身の症状を伝え受診しインフルエンザかもしれないと行動に注意していきましょう。

そして、以降は安静にて充分な休養と睡眠を取りましょう。

水分を多く摂ることで脱水症状を防ぎましょう。
この時はどんなものでも飲みたいものを飲んでOKです。
(もちろん常識的な範囲で)

 

インフルエンザの症状の特徴

よく言われているインフルエンザの特徴は高熱や関節痛ですが具体的には38℃以上の発熱を特徴に頭痛、関節痛などの全身に症状が現れます。

一般的な風邪症状は発熱などもそれほど上がらず全身に渡る症状はまれです。
のどの痛みや鼻汁、くしゃみ、咳など際立った症状というほどではなく重症化もあまり懸念されません。

また風邪症状などは自覚してからゆっくりと発症するのに対しインフルエンザの症状は急激に発症し昼間は元気だったのに夜に高熱を出すということもめずらしくありません。

また、この症状は子供にも見られるために親御さんは大変心配になることでしょう。

 

インフルエンザにかかったときの初期対応

まずは安静にすることが一番です。
そして、家族などへの感染も避けるために必要に応じてマスクなどを着用しておきましょう。

また、充分な水分補給も心がけましょう。

水分は水などでも良いのですが可能であれば効率的な摂取をできる経口補水液なども良いでしょう。

最近は経口補水液も市販されていますが比較的高価なので家庭でもできる経口補水液を作ったりしながら対応すると良いと思います。

また、なるべく早めの医療機関での受診を受けましょう。
発症が夜間の場合には翌日を待ちますが以下の様な症状が見られる場合や持病などを持っている方は夜間でも緊急の受診も考慮します。

お子さんの場合は以下の症状があれば夜間でもすぐに受診をしましょう。

・けいれんしたり呼びかけに答えない
・呼吸が速い、苦しそう
・顔色が悪い(青白)
・嘔吐や下痢が続いている
・症状が長引いて悪化してきた

大人の場合
・呼吸困難、または息切れがある
・胸の痛みが続いている
・嘔吐や下痢が続いている
・症状が長引いて悪化してきた
参考:首相官邸インフルエンザ対策指針

家庭でできる経口補水液のつくりかた

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この経口補水液はノロウイルスなどの際にも使えますので作り方を覚えておくと重宝します。

作り方は簡単です。
水1リットルに対し塩3グラム、砂糖40グラムを入れて混ぜるだけです。

500mlのペットボトルを利用しても良いでしょう。
その場合には塩、砂糖も半分の量となります。

この場合、塩は1.5gとなります。
大人の人の手で親指、人差し指、中指でつまんだ時に約0.6gから0.8g程度の量になりますので2つまみ程度でよいでしょう。
砂糖は大さじ1杯が15g、小さじ1杯が5gです。

作ったらあまり冷たくしないで飲ませるようにしましょう。
また、あまり長くは保管しないで毎日作るようにしましょう。

 

 

インフルエンザの豆知識と注意点

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インフルエンザは例年1000万人、10人に1人の感染者数となるとても感染力の高い病気です。

もちろん予防接種をしておけば感染の可能性は下がりますがそれでも感染しないということではありません。

また、今回参考にした国政労働者や首相官邸の指針など国をあげてその予防を講じています。
知識を広めるということで様々な啓蒙活動が行われています。

昨今はネットでなんでも調べられるようになりましたが簡単に書かれていること鵜呑みにせずに厚生労働省などのきちんと裏付けのある予防方法やデータを参考にするようにしていきましょう。

最後に厚生労働省の関連サイトやYouTube動画などのリンクを紹介しておきますね。

厚生労働省チャンネル(インフルエンザ一問一答)
厚生労働省インフルエンザ感染予防リーフレット
政府インターネットテレビ