バストアップに効果的だと言われているイソフラボン。
でもどうしてイソフラボンがバストに働くの?
摂取することで体に悪い影響はないの?
最も効果を得られる摂取法は?
そんな疑問を抱えている方のために、イソフラボンとバストアップについて詳しくご説明します!
時間はかかっても確実に効果を得たい人、必見ですよ!!
目次
イソフラボンとは
まずはイソフラボンについてお話しします。
イソフラボンとはダイズ、クズなどのマメ科の植物に多く含まれているポリフェノールの一種。
ポリフェノールといえばワインを思い浮かべる人も多いと思いますが、植物に含まれる色素や苦み、あくなどの成分の総称をポリフェノールと呼び、健康や美容のためには無視できない成分と言われています。
ダイズ一粒あたりのイソフラボン含有量は0.2~0.3%ほどしかなく、とても貴重な成分。
特に多いのは胚芽の部分で、なんとダイズ全体と比べると約10倍の濃縮率!
あの小さな胚芽には、驚くべき力が含まれているのです!!
2タイプのイソフラボン
そんなイソフラボンですが、実は2つのタイプに分けることができます。
それが、「グリコシド型」と「アグリコン型」。
この2つの違いは、体に吸収されやすいか、されにくいかという単純なもの。
グリコシド型は糖が結合しているため、胃では吸収されず腸内で糖が分解されてからやっと吸収されます。
しかし、人体に吸収されるのは2割ほど。
残りの8割は残念ながら体外へ排泄されてしまうのです。
反してアグリコン型は糖が結合していません。
糖を分解する手間がないので、胃や小腸からグングン吸収されていきます。
その吸収スピードはグリコシド型の約3倍。
摂取からわずか2時間で吸収のピークを迎えます。
イソフラボンの効果
気になるイソフラボンの効果を一部抜粋してみました。
- 生活習慣病の予防
- 骨粗しょう症の予防
- 更年期障害の症状抑制
- 育毛
- 快眠
- 美肌
- バストアップ
- 生理痛や生理周期の乱れの改善
女性に嬉しい効果ばかりですね!
特に気になるのは美肌、バストアップ、生理に関する効果。
実はイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンによく似た構造をしています。
エストロゲンは体内でレセプターと呼ばれる受容体(専用の器のようなものと考えてください)と結びついて威力を発揮します。
しかし、エストロゲンが不足している状況下でイソフラボンを摂取すると、そのレセプターがイソフラボンと結合し、エストロゲンと似たような働きをするのです!(エストロゲン様作用)
よって、イソフラボンは植物エストロゲンとも呼ばれています。
3種類のアグリコン型イソフラボン
前述の人体に吸収されやすいアグリコン型のイソフラボンは次の3種類。
- ダイゼイン
- ゲニステイン
- グリシテイン
ダイズ胚芽から抽出したイソフラボンの約70%がダイゼイン、丸大豆から抽出した場合は約50%がゲニステインだといいます。
この3つの違いはエストロゲン様作用の強さ!
ゲニステイン>ダイゼイン>グリシテイン
作用はゲニステインが最も強く、グリシテインにはほとんど作用がありません。
ダイゼインはゲニステインほど強い作用はありませんが、その分おだやかに作用し、肥満改善にも効果があります。
胚芽由来のイソフラボンは丸大豆由来のものと比較すると活性酸素を除去する抗酸化作用が1000倍以上とも言われており、ダイゼイン豊富の胚芽由来のイソフラボンのほうが美容と健康にマッチしているといえます。
女性ホルモンとその働き
イソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンに似ているというお話をしましたが
次は、その女性ホルモンについて少し勉強しましょう。
私たち人間の体に存在するホルモンは70種類類以上。
そのホルモンに男性ホルモンと女性ホルモンがあるのはご存知ですよね。
女性ホルモンの役割は妊娠・出産に向けた体づくりをすることで、卵胞ホルモンと呼ばれるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンの2種類があります。
このホルモンはそれぞれ役割が異なり
- エストロゲンは女性らしさの形成
- プロゲステロンは妊娠への働きかけ
に作用するといいます。
また、分泌時期も異なり、一定の周期で量を調節しながら私たち女性を精神的・肉体的にコントロールしているのです!
ホルモンによる周期
女性にはおなじみの生理周期(月経周期)。
約28日の周期で、「月経→卵胞期→排卵→黄体期→月経」と繰り返していきます。
この周期をコントロールしているのがエストロゲンとプロゲステロンなのです。
では、それぞれの期間、私たちの体では何が起こっているのでしょうか。
卵胞期
- 月経から排卵日にかけての期間
- 基礎体温が下がる
- エストロゲン分泌の活発化
- 肌が綺麗になり、精神的に調子が良くなる
- 最もコンディションが良い状態
黄体期
- 排卵から月経にかけての期間
- 基礎体温が上がる
- プロゲステロン分泌の活発化
- 腰痛、頭痛、むくみ、吹き出物
- イライラする
- 肉体的、精神的に不調を感じる
エストロゲンが多いときはプロゲステロンが少ない。
プロゲステロンが多いときはエストロゲンが少ない。
この絶妙なバランスこそが、私たちがよく耳にする女性特有のホルモンバランスなのです!
ホルモンバランスの乱れが引き起こす現象
では、そのホルモンバランスが乱れるとどうなるのでしょうか。
いくつか代表的なものをあげます。
生理不順
無月経や過小月経、卵胞が十分に発育しないまま排卵してしまう頻発月経など、様々。
月経が8日間以上続く過多月経もホルモンバランスの乱れが原因です。
また、生理痛の悪化や不正出血もホルモンバランスが影響している場合があります。
PMS(月経前症候群)
排卵後に見られます。
エストロゲンが減りプロゲステロンが多くなってバランスが変化することにより
- 頭痛
- 腰痛
- 肩こり
- 便秘
- 眠気
- イライラ
など様々な症状が起こります。
自律神経失調症
女性ホルモン分泌の指示を出す部位と自律神経をコントロールする部位が近いため、ホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響を及ぼします。
逆に、自律神経の乱れがホルモンバランスの乱れを引き起こすことも。
主な症状は
- 倦怠感
- めまい
- 動悸
- 息切れ
- 冷え
- 発汗
- のぼせ
など様々。
更年期障害
加齢によってエストロゲンが減少すると、のぼせ、動悸、発汗、イライラなどを引き起こします。
ひどい場合は鬱などの精神的な症状に発展することも。
肌荒れ・ニキビ
ホルモンバランスが乱れると皮脂の分泌をコントロールする男性ホルモンが増加します。
その結果、ニキビや肌荒れを起こしてしまうのです。
これ、経験ある!という方も多いのではないでしょうか。
けれどこれらはホルモンバランスが引き起こす現象のほんの一部。
私たちの体を支配しコントロールするホルモン。
そのバランスが乱れるということは、とても恐ろしいことなのです。
バストアップの仕組み
イソフラボンとホルモンについてはばっちりですね。
では、お待たせしました。
バストアップの仕組みついてご説明します!
バストの構造
まず、バストの構造についてお話します。
バストとはいったい何なのか。
簡単に言うと、「バスト=乳腺と脂肪」です。
乳腺とは母乳を作るところで、乳腺葉の塊です。
脂肪はこの乳腺を外部の刺激などから守るようについています。
バストが成長する仕組み
女性は思春期の第二次性徴によって卵巣が発達し、女性ホルモンの分泌増加が起こります。
エストロゲンは乳腺を増やし、プロゲステロンによってその乳腺が育つといわれています。
では、第二次性徴期を過ぎた大人の女性がバストを成長させる、すなわちバストアップするにはどうしたらよいのでしょうか。
それは、乳腺を発達させることです!
バストは9割が脂肪で、乳腺組織は残りの1割。
このたった1割の乳腺組織を発達させることで、その乳腺を守ろうと自然と脂肪が増えるのです!
乳腺を発達させる方法
では、どうすれば乳腺が発達するのか。
それにはいくつかの方法があります。
乳腺を刺激するマッサージを行う
マッサージは乳腺の直接刺激です。
マッサージには正しい方法があるので、きちんと調べてから行うか、専門家に聞いてみましょう。
成長ホルモンを分泌させる
成長ホルモンは17歳ごろに分泌のピークを迎えるといいます。
しかしその後分泌が止まるわけではなく、生涯分泌され続けるもの。
特に質の良い睡眠は成長ホルモンを多く分泌させます。
女性ホルモンを増やす
この方法としてあげられるのが、植物エストロゲンの摂取。
そう、まさしくイソフラボンの摂取なのです!
お分かりでしょうか。
なぜイソフラボンを摂取するとバストアップにつながるのか。
それは、
イソフラボンの摂取→女性ホルモン(エストロゲン)の増加→乳腺発達→乳腺周りに脂肪がつく
という、人間の生理活性に基づいた女性に嬉しい作用によるものなのです!
イソフラボンの効果的な摂取方法
イソフラボンがバストアップにどのように働くかはこれで判明しました。
けれど、どうせならより効果的に摂取したいですよね。
どのように摂取したら良いのでしょうか。
摂取するイソフラボンの選択
もちろん、豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品にもイソフラボンは含まれています。
しかし!
ここでイソフラボンは2タイプに分けられることを思い出してください。
実は、豆腐や納豆に含まれるイソフラボンはほとんどが吸収されにくいグリコシド型なのです!
アグリコン型が多く含まれているのは、発酵させた味噌や醤油。
これらの摂取量を増やすと塩分が気になりますよね…。
イソフラボンを確実に摂取したいなら、やっぱりアグリコン型のサプリが確実です!
その際は、美容と健康のためにも胚芽由来のイソフラボンを選択するのがおススメですよ。
摂取する時期の選択
生理周期には、エストロゲンが分泌される卵胞期とプロゲステロンが分泌される黄体期があるのは既に説明済みですね。
イソフラボンはエストロゲンが分泌される卵胞期に摂取しましょう!
少しでも効果を得るために毎日飲みたい!という方もいるかもしれません。
けれど、黄体期にイソフラボンを摂取するとどうなるのかというと…。
本来この期間にはエストロゲンの分泌は少ないので、ホルモンバランスが乱れる恐れがあるのです!
ホルモンバランスが乱れるとどれほど恐ろしいことが起こるかはご存知の通り。
そんなのはなるべく避けたいですよね。
ただし、イソフラボン含有量を抑えた女性ホルモンの総合サプリでは商品の性質上、生理中・卵胞期・黄体期問わず飲用可能というものもあります。
毎日飲まないと忘れちゃう、なんていう人はそちらを選択しても良いでしょう。
イソフラボンの注意点
健康にも美容にも、バストアップにも効果がある女性に嬉しいイソフラボンですが、摂取する上で注意したい点があります。
それは過剰摂取。
繰り返しになりますが、イソフラボンはエストロゲン様作用をするもの。
私たちの体は私たちが思っている以上に、ホルモンによる影響を受けるのです。
イソフラボンの過剰摂取による身体的、精神的影響は必ずしもゼロとは言えません。
もちろん、普段の生活で食事として摂取する大豆製品に含まれている程度のイソフラボンについては、特に心配をする必要はありませんよ。
食品安全委員会は「毎日欠かさず長期間摂取する場合の平均値としての上限は70~75mg/日」としています。
参照:https://www.fsc.go.jp/
サプリを飲む際はぜひこの数字を頭に入れておいてください。
そして、サプリ飲用中に少しでも体に異変を感じたら、すぐに飲用を中止してくださいね。
また、以下の場合はホルモンバランスの乱れを防ぐため、サプリの摂取は避けましょう。
- 妊婦や授乳中の方
- 生殖機能が未発達な乳幼児、幼児
イソフラボンだけに頼らない!
イソフラボンによるバストアップについてお話ししてきましたが、
「じゃあ卵胞期にイソフラボンのサプリを飲んでいればバストアップするのね!」
と、思われた方。
甘いです!
正直、イソフラボンだけでは十分な効果を得られるとは言えません。
確実に効果を得たいなら、次の3つを実践しましょう!
筋トレで土台を作る!
バストを支えている大胸筋。
この大胸筋が衰えると、いわゆる「垂れ乳」に…。
バストのトップ位置が下がると、それだけでバストのボリュームは少なく見えてしまいます。
そこで、ぜひ取り入れていただきたいのが合掌のポーズ!
やり方は簡単。
- ①背筋を伸ばし、胸の前で手を合わせる
- ②肘を肩のラインまであげ、直角に曲げる
- ③息を飽きながら手のひらを押し合う(15秒)
*1日に5回×3セットを目安に行いましょう!
ポイントは腕の筋肉ではなく、胸の筋肉を意識すること。
バストアップに成功した後も、ぜひ続けたい運動です。
睡眠で育てる!
成長ホルモンが睡眠中に分泌されるのは既にお話しした通り。
とくに、22時~2時はゴールデンタイムと呼ばれ、この時間に眠っていることが大切!
この時間は女性ホルモンの分泌も活発になるので、
バストアップだけではなく肌や髪の調子も良くなります。
また、寝るときの姿勢についてですが、バストを圧迫するうつぶせ寝はNG!
バストの脂肪流れや形が崩れるのを防ぐため、横向きも可能な限り避け、なるべく仰向けで寝るようにしましょう。
夜専用ブラジャーのナイトブラを着用するのもおススメです!
食事で整える!
毎日の食事にも気を使いましょう!
乳製品などの良質なタンパク質は豊かなバストをつくるもととなります。
もちろん、タンパク質だけ過剰に摂取するのはいけません。
バランスの良い食事を毎日3食きちんといただき、栄養バランスの取れた健康的な体を手に入れましょう。
分泌されるホルモンも、ぐっと多くなるはずです!
まとめ
いかがだったでしょうか。
- バランスの良い食事
- ゴールデンタイムの睡眠
- 適度な筋トレ
- 胚芽由来イソフラボンサプリを黄体期に
少し時間はかかるかもしれませんが、以上を実践すれば必ず結果は得られます!
イソフラボンを活用して、女性らしいラインを手に入れましょう!
当サイトでオススメしているバストアップサプリ「ボンキュート」