「弱い陣痛がくるけど、なかなか強くならない。」
「予定日過ぎたけど、ちっとも陣痛がこない。」
「どうしても、今日生みたい!」
こんにちは。三児パパの優太です。
先日元気な三人目が無事生まれました。
パパの視点から我が家の出産記録を振り返ってみます。
目次
立会い休暇ってあるの?
当時立会い出産を希望しており、会社も狙って予定日周辺を休みに。
年末の忙しい中、休みは取りにくい状況ですが、快くとらせてくらたチームメンバーに感謝です。
子育てから離れた人やずっと独身を貫き通しているおっさんからは、難色を示されるけど、
こんな時は、同じ子供を抱える先輩の意見がフォローしてくれる。
ありがとうございます。
パパが出産に立ち会っても良いというのは、まだまだ世の中的に半々な気がします。
お客様には関係ないからね。平日ということもあり、バンバン電話かかってきました。
世の中の業務が少しでも和らぎ、一部の業界だけでなく、パパも安心してフォローできる世間になればと願います。
陣痛かな?少しの出血を確認
予定日の次の日、早朝に不規則なお腹の張りを感じるとともに、少しの出血を確認。
少し様子を見るも、不規則な張りは感じるので、病院へ電話すると、
入院の準備をして来院して下さいとの事でした。
病院までは車で30分くらい。不安そうな上の子をおいてママいざ出陣!
この時は、じいじの車で出発。
ちなみに、周りに家族がいなかったり、一人の時だった場合、
陣痛タクシーまたはマタニティータクシーというサービスがあるようです。
参照URL:http://goo.gl/6KdmzF
※「大阪地域」のサイトになりますが「陣痛タクシー 地域名」などで検索
ドライバーも女性で、妊婦さんに対する教育を受けており、万が一破水しても大丈夫なようにシートをかけているようですね。
放送作家の鈴木おさむさんのブログが参考になります。
参考URL:鈴木おさむさんのブログ
子宮口はまだ2、3センチ
病院へ到着すると、先生の内診へ。
この時、子宮口はまだ2、3センチしか開いていないし、赤ちゃんも降りてきていません。
陣痛は6分間隔に。
陣痛室にて待機します、そして同時に助産師さんから陣痛促進剤の提案をされます。
陣痛が強くなる事を期待してしばらく1時間くらい悩みます。
リミットは午前中。あと3時間です。
陣痛促進剤の点滴を決意
本当は自然分娩が理想なのだけど、諸々の大人の事情で使う事にしました。
助産師からの副作用等の説明を受けて承諾書へサイン。
参考URL:陣痛促進剤の副作用とデメリット、費用はいくらかかる?
特に当時は化血研の不正ニュースで持ちきり。
不安がなかったわけではないけれど、
使ったのはアイロム製薬のブドウ糖注射液(小林糖液5%)。
出産3時間前に陣痛促進剤を開始
陣痛室内で促進剤の点滴をセットして、
ママのお腹にNSTと呼ばれる分娩監視装置を取り付けました。
赤ちゃんの脈拍を管理。記憶だと130~160くらいを行ったり来たり。
独特のゴッ、ゴッ、ゴッという音が室内にこだまします。
促進剤の点滴は、1時間あたり10mlから始めて、
最終的には100mlを目指すようです。
この陣痛の合間に、ママ友から依頼された赤富士をスケッチしました。
これは、妊活のおまじないに良いみたいです。
調べてみると結構小倉優子さんや東尾理子さんなどの芸能人ママも書いているみたい。
出産2時間前にパパが到着
陣痛室は、ベッドが2床あるけど、隣がいなかったので、パパも入室して待機。
出産立会い休暇?も最終日だったので、正直この日に生まれてほしい思いはありました。
15分に一回くらい助産師さんや看護婦さんが見にきてくれます。
徐々に促進剤の量も増やしていきます。
陣痛はまだ、5分間隔。
この分娩監視装置のデータはナースステーションにも同期しているみたいです。
それに部屋にも監視カメラで我ら夫婦をモニタリング。
正直あまり居心地は良くないです。
アイフォンのアプリ「陣痛きたかも!」を使ってみる。
パパは暇すぎるので、アイフォンのアプリで「陣痛きたかも」をダウンロード。
使い方は簡単で、お腹が張ってきたら「陣痛きたかも」ボタンを押す。
弱まったら「おさまったかも」ボタンを押すだけ。
単純なストップウォッチ機能だけど、ちゃんと陣痛の間隔と現在時間記録として残るので
出産後も思い出として残しておくママさんも多いようです。
今回、ママに合図してもらいパパがタイムキーバー役になってみた。
5分30秒、5分43秒、・・・・4分15秒、4分5秒、・・・2分15秒
結構、陣痛の間隔って正確なのには驚きました。
どんな間隔なのだろう。男には一生わかりません。
出産30分前 陣痛がマックスに
陣痛の合間に少しずつ昼食をとるママだけど、痛すぎてあまり食はすすまないみたいです。
看護師さんが「パパさん残り、よろしければ」との事でちゃっかり頂きしばらくすると、
いきなり、ママの陣痛がマックスに。そして、躊躇せずナースコール。
多分、陣痛の間隔が1分ほどだったかなと。
点滴の量は50mlぐらいと記憶。
子宮口が9cm
助産師さんに内診をしてもらうと、子宮口が9cmで
赤ちゃんもだいぶ降りてきている状態。
もはや歩けない状態なので、車椅子で分娩台へ。
パパ立会いのもと、助産師さん2名で対応。
尋常じゃない汗と拳の力に言葉をうまくかけられず。
まもなく破水。頭が見えているとの事。
ヒィ、ヒィ、フーという掛け声を長女のときに聞いたのを覚えているが、
そんなんせずに気がついたら産まれてした。
今まで2回立ち会ってきているけど、おそらく最短。
余談だけど、過去に立ち会ってきた中で助産師さんの中にも厳しい声援かける人もいる。
お客様対応から急に指導モードに入るのはプロだからか。女同士だからか。
「はぃっ、力入れる!」
「すぐに諦めない!」
(会陰を縫っているところを痛がっていたら)
「痛くないよー。泣かないよー。今、一番大事なところだからね。」
その空間に唯一の男のパパは「そうだ、そうだ!」なんて決して言えない。
ただ、手を握りしめるだけ。
出産はそれだけ壮絶なドラマなんだ。
こんにちは、赤ちゃん
第三子、元気な女の子誕生
そして、3000gちょっとの女の子、誕生!
こんにちは、赤ちゃん。
3度目の体験だけど、やっぱり目頭が熱くなる。
やっぱりこの感動は、何ものにも代えがたいものがあります。
助産師さん曰く、生まれたばかりの中でも頭の形が良いみたい。
分娩の時間が短いとせまい産道に挟まっている時間が少ないので、
原型を保てるとか。形が変わっても自然ともとに戻るらしい。
まとめ
今回陣痛促進剤を初めて使うことにしました。
結果、個人差はあるもののその効果は抜群。
促進剤を使用してから子宮口2cmからの
3時間での出産に至りました。
陣痛促進剤って結構不安が大きいけども、信頼できる病院と先生の元、
適切に説明をしてくれればちょっとは安心できるのはないでしょうか。
今回の出産ストーリーが出産間近の夫婦にお役に立てれば幸いです。