この季節はボディの露出が少ないからってボディケアがおろそかになっていませんか??
この時期だもん、ボディクリームで保湿ケアしっかりしてるわよっ(どや)!って方、
そのケアはお肌が喜ぶケアですか??
せっかくのボディの保湿ケアも、お肌の表皮全体に浸透していかなければ意味がありませんし、うわべだけのボディケアをしてもお肌は喜んでくれませんよっ!
そこで今回は冬にこそ一手間かけてほしいボディケアについてお話ししましょう。
目次
冬のお肌は他の時期と比べて違うの??
秋冬という寒い時期は末梢血流の低下により、皮膚の代謝力が低下する季節なんです。
それはずっと昔から生物には暖かい時期(春夏)には成長する、寒い時期(秋冬)には貯蔵する、というサイクルリズムがあるからなんだそう。
野生の動物たちも冬はお腹をいっぱいに満たして冬眠に入りますよね。
お肌も同じように、冬は活発に肌代謝を起こすことがないので古くなった角質が正常に剥がれ落ちずに肥厚化して硬くなっていきます。
砂漠に水分をかけてもすぐ吸収して乾いてしまいますよね?
冬はお肌がそのような状態になりやすいのです!
ではどうすれば砂漠のような肥厚化したお肌に水分が浸透するの??
肥厚化させている古くなった角質を除去するためにぜひピーリングをしましょう!
ピーリングと言えば、ザラザラとしたゴマージュ・スクラブや美容外科で行われているケミカルピーリングなどが思い浮かぶと思います。
そこでよく患者様たちから聞かれるこんなギモン。↓
「角質を剥がす」って刺激が強そう・・・
古くなった角質を剥がすと言うと、お肌には刺激が強くてよくないのでは??
というご相談をよく受けますが、この「角質を剥がす」という表現には語弊があるんです!!
中にはお肌の正常な細胞にまで刺激が及ぶ粗悪なスクラブやピーリング剤もありますが、
基本的には「角質の結合を緩めて化粧水などの保湿成分を浸透しやすくする」という言葉の方が正しいのです。
しっかりと保湿成分がお肌に浸透していけば、お肌の排泄サイクルが整い、自然と古い角質は剥がれていくんですよ~。
ですが古くなった角質の肥厚さやお肌の刺激に対する強さは人それぞれ。
自分に合ったスクラブやピーリング剤を選ぶことが大切です。
そしてこの時期に特にケアしてほしいのは・・・
もちろん全身!!!ではありますが、プリ肌Ladyのボディでここだけは!というポイントを3ヶ所ご紹介します。
かかと
この時期にびっくりするほど乾燥・ヒビ割れするのがかかとです!
ストッキングを毎日着用される方は特に乾燥が顕著に表れます。この時期はかかとのひび割れでストッキングが伝線しないように恐る恐る履いている女性をよく目にします。
今は靴下のように履くタイプのピーリング剤やヤスリのようなかかと専用のケア用品が販売されています。
しっかり角質ケアをした後は保湿もお忘れなく!
デコルテ
冬はデコルテラインを隠すファッションが多いからって油断していませんか??
デコルテは顔色をよく見せてくれるためのいわば反射板の役割を担っています。
デコルテの角質ケアを怠っているとくすみが出てきて顔色までくすんで見えることも!!
またデコルテには重要なリンパ節(鎖骨リンパ節)がありますので、角質ケアの後は保湿しながらマッサージも行ってリンパ行を整えましょう。
二の腕
この時期に限らず、二の腕のザラつきに頭を抱える方は多いのではないでしょうか??
夏に腕を惜しみなく出したいなら今のうちにケアを!!
しかし腕のザラつきは毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)と呼ばれる皮膚疾患であることが多いのです。
毛孔性苔癬は遺伝性によるものがほとんどなので、セルフケアには限度がある場合もあります。
軽症であれば角質ケア+保湿ケアや市販の毛孔性苔癬用の塗布薬で改善される傾向にありますが、無理にセルフケアをするよりも専門医に相談しましょう。
病院・クリニックによっては診察をしたうえでピーリングの薬剤を処方してくれるところもあります。
まとめ
衣類で保湿効果&紫外線カバーが可能なこの時期が好機です。
よくダイエットは冬の間に行った方がいいと言われますが、お肌のケアだって同じこと。
冬のお籠り美容を楽しんじゃいましょっ(^^)!