「倦怠期なのかな?」と最近パートナーとの関係に悩んでいませんか?
もしかするとそれは倦怠期ではなく、男女の違いからくるすれ違いが原因かもしれません。
今回は、恋人や夫婦の間に不調和を生み出す男女の違いに迫っていきたいと思います。
目次
男女間の違いがイライラを生み出す
自分の彼氏や夫に無性にイライラしてしまう事ってありますよね。
男と女には、見えない壁があるようで、その壁のせいでお互いにイライラを募らせてしまいます。
実は、その見えない壁こそ「男女の違い」なのです。
同じ生き物と思ってはいけない!
まず始めに、男性の事を同じ生き物だと思ってはいけません。
犬と猫、象とキリン並に男と女は違う生き物なのです。
思考回路や行動、生きていくために必要としている物など男女間では大きく異なってきます。
具体的にどう違うのかは次の目次で説明しますね。
とにかくここで肝に命じて欲しいのは、男と女はまるで違うという事実です。
違いがどうしてイライラを作るのか?
では、どうして違いがあると相手にイライラしてしまうのでしょうか?
それは「理解」にあります。
相手と自分を同じだと考えていると、自分の行動や考え、言葉の意味など「相手が分かって当然だ」と思ってしまいます。
しかし、相手は違う生き物なので、あなたの行動や考え、言葉の意味を理解できません。
そうすると、「どうして理解できないの?」「なんで分かってくれないの!」と腹が立ってしまうのです。
コミュニケーションが思うように取れない事でイライラが募るんですね。
「通じる事」を前提にしているから「通じない事」にもどかしさを抱いてしまうのです。
なので、違いがあると認める事はイライラの解消におおいに貢献するんですよ。
男と女に立ち塞がる3つの違いとは!
それでは、具体的に男性と女性とではどのような違いがあるのでしょうか?
男女の違いは挙げればキリがないですが、今回は、人間の本質に基づいた3つの違いに焦点を当ててみたいと思います。
1つ目の違い:思考の違い
思考とはその人の本質そのものです。
思考が違えば行動も変わり、周囲の環境も相手との関係性も変化します。
男女の間では、考える時の土台が大きく変わってくるようです。
男は理論で考える
まず、男性は何かを考える時、それが「理にかなっているかどうか」「筋道が立っているかどうか」を基準に考えます。
理論立てて考える事で、最も合理的で効率的な解決策を導こうとするのです。
言い換えれば男性は解決のために考えているとも言えます。
また、男性は解決のために理論立てて考えるので、一気に一つの事しか処理できない傾向にあります。
女は感情で考える
一方で女性は、感情を基に思考する傾向があります。
それが「世間一般で正しいことなのかどうか」というのはそこまで重要ではなく、「今自分がどんな気持ちでいるのか」が重要になってきます。
言い換えると女性は気持ちの整理や同調のために考えていると言えます。
また、男性が一つの事しか同時に処理できないのに対して、女性は複数の事を同時に考える事が出来るので、話があちこち飛んでしまうという特徴もあります。
この違いで生まれるイライラ
この違いによって、男は女の話の一貫性のなさや求めている解決策が分からずにイライラします。
一方で女は淡々と解決していこうとする男の姿に自分への無理解を感じ、話のスピードについてきてくれない男にイライラを募らせます。
2つ目の違い:重視する物の違い
二人の関係や生きていく上で重視する物も男と女の間で大きく変わってきます。
重視する物が違う事で、相手の望んでいる事が分からず、すれ違いを生んでしまいます。
男は結果を重視する
男性は、行動をした後の結果を重視する傾向にあります。
「どういう結果を出したのか」「結果的にどういう行動をしたのか」で物事を判断していくのです。
女は理由を重視する
一方で女性は、行動した後の結果よりも、その行動自体に込められている意味や理由を重視する傾向にあります。
「どういう理由でその行動に至ったのか」「その行動にはどのような気持ちがこもっているのか」を判断材料にするのです。
この違いで生まれるイライラ
重視する物の違いによって、女性は男性に対して「やればいいという物じゃない」「嫌々してもらっても嬉しくない」と男性の行動に対する気持ちの無さにイライラします。
一方で、男性は、結果を評価せず理由ばかりを気にする女性に苛立ちを感じます。
また、女性はどうしてその行動をしたのか理由を聞いているのに対し、男性は行動への評価ばかりを求めるので、そこでお互いに消化不良を起こして気持ちがモヤモヤしてしまうのです。
3つ目の違い:フィールドの違い
男と女は生きている世界が違います。
同じように見えている人間関係でも、他者との繋がりや自分自身の位置づけが大きく変わってくるんですよ。
男は社会の繋がりの中にいる
男性は会社の組織など社会の繋がりの中で生きています。
社会という大枠の中で自分がどの位置にいるのか、どういう状況に立たされているのかが常に頭の中にあります。
男性が肩書きを重視したり、世間体を気にするのは、このためなのです。
女は個人の繋がりの中にいる
女性は、社会の中で生きつつも、より密接な個人の繋がりの中に身をおいています。
「目の前の相手と比較して自分はどうなのか」と常に比較し比較される環境の中で生きています。
女性が世間体よりもより身近な人間関係に翻弄されるのはこのためなのです。
この違いで生まれるイライラ
女性が個人とのトラブルや人間関係で男性に相談しても「ほっとけばよい」と男性は真剣に取り合いません。
女性にとって何よりも重要な個人との繋がりを適当に扱う男性の理解のなさに苛立ちます。
一方で男性は「仕事=社会と自分=個人」を同じ土俵に持ち込む女性が理解できず、男性の立場や状況を理解していないと女性に苛立ちを感じるのです。
違いを認め合う事で関係が変わる
男と女の違いを具体的にみるとイライラの原因がクリアになりますよね。
恋人や夫との不調和を解決するためには、この違いを認める事が大切です。
違いを認め合う事で、お互いに「理解できる」ように努力し、理解し合える方法を身につける事が出来ます。
違いを認めて理解するための努力をする事で、男性と女性の間に共感が生まれ、より密接な関係を築く事が出来るのです。
最後に
同じ人間と言っても、考えや行動が違えば意思疎通や理解をする事は出来ません。
大切なのは、様々な違いを認めて多様な視点を持つことです。
色々な角度から物事を見れるようになると、「どうしてあんな事でイライラしていたんだろう」と不思議になるほど不調和が解決出来るんですよ。