2016帰省ラッシュ渋滞ピークは?渋滞ポイントと時間





今年ももういくつ寝るとお正月ですね。

お正月に実家への帰省をする予定の方も多いと思います。
家族連れで実家へ帰ったり、学生さんが冬休みに実家に帰ったり。

もしかすると年末年始を海外で迎えたりどこか旅行に行って迎えるっていう人もいるんじゃんないでしょうか。

帰省だけでなく旅行でもUターンラッシュに巻き込まれることは多々あります。

そんな帰省ラッシュ
2015年末~2016年 新年のラッシュはどんな感じになるのでしょうか。
帰省ラッシュの混雑予想と電車や車での移動中の暇つぶしについて考えてみます。

 

目次

帰省ラッシュってどんなラッシュ?

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「帰省ラッシュ」という言葉をよく耳にすることがありますよね?

年末年始だけでなく夏のお盆休みにもよく聞くと思います。

帰省とはその名の通り「地方に帰省する際におこるラッシュ」です。

行きの渋滞を一般的には帰省ラッシュ
その帰り道の渋滞をUターンラッシュといいます。

その際に混むのは車であれば高速道路、電車であれば新幹線です。

不思議なもので行きの帰省ラッシュはそれぞれが分散して各地に向かっていくのでUターンラッシュよりは短めとなり、休暇を終え、休みの終盤に一斉に東京に向かい出すUターンラッシュはかなりの渋滞や新幹線などでの混雑が予想されます。

帰省ラッシュは12月26日~27日となり、Uターンして戻ってくるのは2016年1月2日~3日がピークとなりそうです。

 

 

渋滞や電車の混雑度を知るには?そもそも渋滞ってどんな状態?

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渋滞や電車の混雑はそれぞれ「渋滞〇〇km」、新幹線では「乗車率〇〇%」という数字が示されます。

それぞれどんな状態のことを示すのでしょうか。
日本道路交通情報センターによりますと高速道路での渋滞とは時速40km以下での走行状態のことを示すそうです。

実際には時速40kmで走れればいい方で本当に渋滞に巻き込まれると時速10km以下の状態になるでしょう。
そんな状態が何十kmに渡り続いているのが帰省ラッシュでありUターンラッシュと言うわけです。

例えば渋滞30kmと行ったら時速40km以下で走行せざるを得ない状態の混雑が約30km続いているということです。

そして一般的にその渋滞の状態を抜ける目安は1時間あたり6~12kmほどの進行になるようです。
ですから渋滞30kmと言ったら渋滞を抜けるまでにおおよそ2時間半~5時間かかる計算です。

この渋滞を抜ける目安ですが車道のレーン数や天候などによっても変わるため一概に計算ができないのが実情です。
実際には道路交通情報などで情報を集めるしかないでしょう。

渋滞状態で車間距離確認表示板を見ながら通過する時間を測ってみると目安がつかめるかもしれません。

一方、電車の場合の混雑を表す指数に乗車率〇〇%という数値があります。
よく「乗車率200%」なんていう数値をニュースで見ることがあるでしょう。

これは新幹線などの座席指定電車の場合は乗車席に全員乗車している場合が100%となります。
そしてその100%の人数に対しての乗車数の指数が乗車率です。

新幹線などは自由席でこのような状態が出てきます。
ちなみに乗車率150%では新聞が読める程度
200%でかなりの圧迫感を感じる。
250%で身動きが取れなくなります。
300%となると物理的限界が近づき身体に危険があるといいます。

通勤ラッシュなどの限界は320%程度と言われています。
このことを考えても帰省ラッシュの混雑は重大な問題といえるでしょう。



この年末年始の帰省ラッシュ、Uターンラッシュの混雑予想は?

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帰省ラッシュで渋滞しやすいポイントと時間まとめ

国土交通省の予測する今回の年末年始の渋滞については帰省ラッシュで30日がピークとなりそうです。
特に東名高速道路の下り「富士川SA付近」で12月30日18時頃をピークに30kmの渋滞予想です。
同じように29日も渋滞に注意しなくてはいけません。

実際に地方道路などの渋滞情報は国土交通省発表のデータを参照してみてください。

電車の混雑もほぼ車と連動した状況になりそうです。

 

Uターンラッシュで渋滞しやすいポイントと時間まとめ

一方、Uターンラッシュは2日から始まり3日をピークに最大で東名御殿場から横浜町田間で約45kmの渋滞が予想されています。
2日3日とも18時頃が渋滞のピークとなる予想です。

今年は4日の月曜日から仕事始めという方もいると思いますがもし5日からの仕事始めなら思い切って4日に移動するというのもありかもしれません。

Uターンラッシュの渋滞しやすいポイントはいくつかあります。

国土交通省のデータによりますと西日本の方が長い渋滞が予想されます。
1月2日の正午頃からUターンラッシュが始まるとの予想です。

1月2日北九州の九州道若宮IC付近で30kmの予想。

1月2日18時頃には東名高速での神奈川県大和市の大和トンネル付近で45km
この大和トンネル付近の渋滞は3日の同じ18時頃にも予想されています。

 

 

帰省ラッシュとUターンラッシュを避けるための方法まとめ

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「知ってるよ!」と言われてしまいそうですが渋滞に巻き込まれないためには渋滞のおきそうな時間帯を避けるのが基本となります。

当然といえば当然なのですが渋滞が起きる時間帯を知っているだけでも余分なストレスを受けずに済みます。

日本道路交通情報センターではこの年末年始の渋滞予想情報を公開しています。

渋滞の規模は5km程度のものから公開していますから常に最新情報をチェックしておくのも渋滞を避ける方法の一つとなります。
路線や日時などで情報を得ることができます。
参考:日本道路交通情報センター渋滞予想

それでも渋滞に巻き込まれたら…

・こまめに車線を変更してもあまり変わらない。
実際に渋滞に巻き込まれるとどうしても隣のレーンの方が早く進んでいるような錯覚に陥ります。
しかしながら、実際には渋滞の速度はあまり変わらず、それどころかあちこち移動していると逆に裏目に出ることもあります。
また、車線変更の際に接触事故を起こしてしまうリスクも上がります。

・サービスエリアで渋滞マップを確認する。
もちろんサービスエリアも混んでいることでしょう。
それでも車に挟まれてイライラするよりはサービスエリアに立ち寄ってリフレッシュしてみてください。
そしてサービスエリアに設置されている「渋滞マップ」の電光掲示板をよく確認し進行してください。

・バスやトラックなどの運行状況に注目する。
バスやトラックは日常的に高速道路を利用しているため慢性的な渋滞ポイントを把握していることが多いです。
例えば少し先の合流ののために混むレーンを予め避けていたりする場合もあります。
前方に十分注意をしながらバスやトラックの同行に目を向けることもちょっとしたテクニックかもしれません。

・スピードを出してもあまり変わらない。
実際に渋滞に巻き込まれるとちょっとした際にもスピードを出したくなります。
しかし、渋滞の起こる原因は車間距離の詰め過ぎによるブレーキランプによるものが多いのも現実です。
適切な車間距離を保ちつつ進行していきましょう。

 

 

最後に

年末年始の帰省ラッシュ、Uターンラッシュともに車での渋滞や電車での混雑は相当なストレスになるかと思います。
少しでもそのストレスを緩和し余裕を持って運行できれば良いのですがなかなかそうも行かないのが現状です。

ちょっとしたテクニックや知識を蓄えて渋滞を緩やかに避けることができればと思います。