子供の英語教育はいつから? 今からでも遅くない4つの方法

英語教育を始める時期を間違えると話せない!?

いいえ、そんなことはありません。

「臨界期」を過ぎると習得が不可能という仮説もありますが
実はそんなことはないのです。





 

目次

子供に英語教育を考えるとき

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子供に英語教育を考えるタイミングは何回かあると思います。

生まれてすぐ、幼稚園に入る時、小学校に入る時などに英語教育を考えると思いますが実際いつから始めるのが正解なのでしょうか?

子供英語教室の先生を10年以上やっていて、自分の子供にも英語教育を施した私「あみ」がお教えします。

 

 

臨界期とは?

子供の英語教育を考える時に必ず話題になるのが臨界期です。

「臨界期って何?」という人のために説明しますね。

臨界期とは、言語を学ぶ時にある年齢を過ぎると言語の習得が不可能になるという仮説です。

第一言語の臨界期と第二言語の臨界期は異なるとされており

第一言語は3~5歳
第二言語は9~10歳

などという説があります。

1歳までに耳にしたことがない言語の発音は習得できない、とする説まであります。

一度も聞いたことのない言語は生きていく上で必要がないと判断され、その言語を聞く能力が失われるというのです。

こんな事を聞くと、「うちの子には英語教育はもう遅いの?」とあせってしまいますよね。

でも心配しないでください。

臨界期説はあくまで仮説で、その存在は長い間証明されることができていないのです。

実際、私も中学から英語を始めて「アメリカ人みたいにしゃべるね!」と褒められたことがある程には英語を習得できました。

子供のうちから英語教育を施せば、もっと上を目指すことは十分可能です。
 

英語教育は早すぎてもいけないの?

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逆に英語教育は早すぎてもいけないの?

例えば七田眞さんの右脳を使った七田式英語教育は、お腹の中の赤ちゃんから学習することができる

として超早期教育で英語のCDを聞かせたりします。

このように胎児に英語を聞かせることって効果があるのでしょうか?

お腹の中の赤ちゃんは6ヶ月位になると聴覚が発達して外の音が聞こえるようになると言われています。

ただ羊水の中にいる赤ちゃんにはCDなどの音はくぐもってしまい、はっきりと聞こえないのだそうです。

ママが英語で話しかけてあげたり、楽しく英語の歌を歌って聞かせたりするのは赤ちゃんの耳にも届くようです。

もしママが英語は苦手で赤ちゃんのためだからと無理をして英語を聞かせるのでしたら、ママがストレスになってしまい赤ちゃんへは逆効果になってしまうと思います。

妊娠中はママのストレスはへその緒を通して赤ちゃんにも伝わりますからね。

早すぎる英語教育が効果なく残念な結果になってしまいます。

英語の胎教が効果があるのかないのか実証はできていませんがママが楽しんで英語を話したり歌ったりすることで「英語=楽しい」ということが伝わり、良い影響を与えそうです。





 

今からでも遅くない!子供に英語を与える4つの方法

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つぎに私「あみ」がオススメする子供への英語教育方法を4つご紹介します。

無理に4つを同時にさせることなく、お子さんと相談しながら、家計や家庭と相談しながら決めて行くのが良いでしょう。

 

1.お家の人が英語環境を整える

英会話教室などに通わなくても自宅でできる英語教育もたくさんあります。

自宅でできる環境

  • 家や車の中で英語のCDをかけてあげる
  • ママが英語の歌を歌ってあげる
  • 英語のDVDを見せてあげる
  • 幼稚園~の英語環境作り
  • 幼稚園などにハーフの子、外国人の子がいたら積極的に遊ばせる
  • 市や区、国際協会などで行われている無料~低料金の英語イベントに連れて行く

(ネットで「○○市 無料 英語」などと調べたら出てきます)

このようにできるだけお金をかけずに
できる英語教育もあるのです。

まずはここからスタートしてみるのも良いかもしれませんね。

 

2.プリスクール、英語の保育園・幼稚園に通わせる

子供が2歳位になると就園前のプリスクールに行くことができます。

英語のプリスクールは全国に多数ありますので、お家の近くのプリスクールを探してみましょう。

プリスクールは

・午前中のみのお預け
・午後の早い時間(13:00、14:00など)までのお預け
・夕方までのお預け

など様々なタイプがありますので、ご家庭に合ったところを選んでください。

保育園や幼稚園も英語で保育を行うところが増えてきています。

普通の日本の保育園や幼稚園でも英語教室などが入って英語レッスンをやってくれるところもあります。色々と探してみましょう。

 

3.英語・英会話教室・英語スクールに通わせる

幼稚園や小学校のお子さんなら、習い事として英語・英会話教室、英語スクールに通うのもおすすめです。

園や学校のお友達や先生とは別のグループ、環境に身をおくことにより、その場所は英語を聞いてしゃべる所なんだという気持ちの切り替えが出来ます。

英語モードになりやすい環境で楽しく英語を全身で吸収できる環境づくりは大切です。

幼児向け英語教室の数も年々増えています。

子供に英語を教える事に特化した英会話学校や、英語の先生も簡単に見つかる時代になりました。

お子さんに合った先生やお教室を見つけて楽しく通えると「英語教育」最初の一歩は大成功です!

 

4.オンライン英会話を習わせる

英語教室が家の近くにない、スクールに通わせる時間がない、送り迎えが面倒、そんな悩みを一気に解決できるのがオンライン英会話です。

お家にいながらパソコンを使いネット上でネイティブの先生とつながって英語を習うことができる魅力的な学習方法ですね。

近年は子供英語専門のオンライン英会話もあり、子供英語専門でなくても子供にとても慣れた外国人の先生がいたり、親子でレッスンを受けられるところもあります。

オンライン英会話は無料体験ができるところがほとんどですので、まずはお子さんに体験させてみるといいですね。

 

 

まとめ

子供の英語教育は臨界期などを考えると早いほうが良いと思いがちですが、臨界期の存在は証明されているわけではありません。

「思い立ったが吉日」ということで、子供に英語教育を与えてあげてください。

胎児の英語教育の効果も実証はされていませんが、ママが楽しく英語に触れている声が赤ちゃんの耳に届くことは良い胎教になりそうです。

子供に英語を与える4つの方法をご提案しました。

それぞれのご家庭の都合や好みに合わせて選んでみてくださいね。