ようこそ”美容外科ナース「まゆ」のプリ肌Ladyクリニック”へおいでくださいましたっっ(*´∀`*)。
まだまだ大寒波の影響を受けている厳しい寒さの中、みなさまお肌の乾燥対策はしっかりと絶賛継続中のことかと思います。
さて、お顔のパーツの中でお肌(皮膚)よりももっと繊細なパーツがどこかご存知ですか??
ずばりそれは「くちびる」です。
リップケアをし損なってペロッと舌で舐めて対処すれば最後,,,
ペロッと舐めてその場しのぎをすればするほど“くちびるの乾燥の無限ループ”にはまってしまいます!!
きっとほとんどのプリ肌Ladyさん達は一度は経験済みですよね,,,
そのうえ乾燥した部分を取っちゃう,,,なんてOMG!!!
今回はリップケアの重要性や効果的なリップケアのHowToをお伝えします。
目次
くちびるの前にまずはお肌の説明を!
まずはお肌(皮膚)の作りをざっくりとお話ししていきますね。
お肌は以下の4つの層でできていて、一番外側にある角質層はしっかりとした硬さを保持してバリア機能を担っています。
- 角質層
- 顆粒層
- 有棘層
- 基底層
またお肌は約28日周期で新しく生まれ変わっています。
そしてお肌には皮脂腺が存在するため、適度に皮脂が膜状に分泌することにより、お肌表面の水分の蒸発を防いでくれています。
ネガティヴなイメージの強い「皮脂」ですがこうしてお肌表面の保護を務めてくれてるんですよ〜。天然の保湿成分ということですね(^^)!
唇とお肌の違いについて
では唇はどうでしょう。
まず唇は厳密に言うと皮膚ではなく粘膜です。ですのでお肌とは全く違う構造になっています。
薄い角質層は存在しますが、この角質層は約12~14日周期で生まれ変わるため、角質が硬化することがないため、常に柔らかくてデリケートな状態にあります。
皮脂腺もほとんどなく、皮脂の分泌も極わずかです。
またお肌との決定的な違いは紫外線からのダメージのバリア機能である『メラニン』を作るメラノサイト細胞が存在しないため、紫外線防御が出来ません。
つまり紫外線からのダメージをダイレクトに受けてしまい、乾燥しがちになってしまうのです。
構造の違いもさることながら、一般的に以下の理由でリップケアが必要となることが多いようです。
- 生活が不規則で睡眠がとれていない
- くちびるをなめるクセがある。
- 口呼吸する傾向にある。
- 刺激物を好んで食べる。
- ビタミン全般が欠乏している。野菜不足である。
- くちびるに合わないリップクリームを塗っている。
当てはまる項目、結構あるものですね,,,(^^;;)
でも安心してください!効果的なリップケアをお教えいたしますよっ!!
参考文献:http://goo.gl/74Cffw
参考文献:http://goo.gl/MLcfo8
参考文献:http://goo.gl/SiWgIW
効果的なリップケア方法とは
1.リップマッサージ&パック
まず一番効果的なのはこちらです。
くちびる全体にたっぷりとワセリンやリップバームを塗りましょう。
指の腹を使い、くるくるとらせんを描きながらマッサージしていきます。
こすったりせず、やさしく溶かしていくようなイメージでなじませてくださいね。
マッサージの効果で唇の血行がよくなり、皮膚の再生を促します。
最後はサランラップでくちびるを覆ってください。時間は10〜15分ほどでOKです。
その上から温かい蒸しタオルやマスクで覆っても効果倍増です。
リップケアでははちみつパックも有名ですが、はちみつによっては体調やくちびるの乾燥具合によって合う合わないがあるようなのであまりオススメはしません。
2.唇を舐める習慣をやめる
唇を舐めたり、飲料水を飲んだ際に口周りが濡れている状態が多い
という場合は頻繁に濡れては乾燥するという状態を繰り返しているため、乾燥を促進してしまいます。
忙しくても面倒だと思っても、こまめにリップクリームを塗りましょう。
ポケットやポーチに入れておいたり、おうちでは各部屋ごとに置いておくと便利です。
きっとプリ肌Ladyさん達ならできると思っておりますよっ(*^^*)!
また唇を拭く際に、ティッシュやタオルで擦るように拭いてしまっている場合は、摩擦により表皮が剥がれやすくなっている場合が多く見られます。
摩擦はお肌だけでなくくちびるにとっても大敵!拭く際は優しく拭いましょう。
3.しっかりと紫外線対策を
上で述べたように唇にはメラノサイト細胞が存在しない為、紫外線ダメージをまともに受けてしまいます。
紫外線による損傷によって乾燥が起こったり縦ジワなどが深くなって行くと言われています。
また毛細血管の傷みによって色のくすみも起こってしまいます。
リップクリームにはUVカット成分が含まれているものが多く市販されています。
外出時や昼間などはしっかりとくちびるのUV対策も心がけましょう。
4.加湿器&マスクを使って乾燥対策を
室内では加湿器を使ったり、室外ではマスクを着用することでくちびるの乾燥を防ぎましょう。
お口周りの乾燥予防はほうれい線予防にもなります。その意識があれば簡単に心がけられますよね!
5.ビタミンB2を摂取する
外からのケアだけでなく内側からのケアがこちらです。
お肌によいとされるビタミン群の中でも特にビタミンB2は目・皮膚・口の中の粘膜を正常に保つ効果があります。
不足すると唇が荒れたり口内炎ができる原因となります。
ビタミンB2は以下の食べ物に多く含まれています。
- レバー
- うなぎ
- 納豆
- タマゴ
- ブロッコリー
- ホウレンソウ
意識して摂取するよう心がけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか??
くちびるは女性らしさのシンボルでもあります。
またお顔の中で唯一カラーを感じられるパーツでもあります。
リップケアをしっかり行って印象的なお顔作りに勤しんで参りましょっ(^^)!!