女性にとってむくみやセルライトは深刻な問題。
特にむくみに悩む女性は多く、夕方になると
- ふくらはぎがパンパン
- 歩くのも痛い
- 靴が入らない
といった経験は誰もが一度はしたことがあるでしょう。
また、セルライトは痩せている、太っているに関係なくできます。
その上、一度できるとなかなか消すことができないので厄介なのです。
そんなむくみとセルライトに良いとされているメリロートについて解説します。
目次
メリロートとは?
メリロートはハーブの一種
メリロートはマメ科の植物でハーブの一種です。
日本ではシナガワハギという名前が付いています。
欧州では古くから炎症を抑える湿布薬として使われてきましたが、香りが甘い(クマリンという成分の香り)ことからハーブティーやウォッカの香り付けなど、食品にも使われています。
日本では健康食品として販売されていることが多いですが、医療用では、痔の薬(タカベンス錠、エスベリベン錠)に配合されています。
メリロートの成分と働き
メリロートの有効成分はクマリンです。
血液やリンパ液の流れを良くする作用や、抗酸化作用があります。
他にも
- ジクマロール(血液を固まりにくくする)
- サポニン(肥満予防、血流促進作用)
- ケルセチン(血流促進作用)
- スコポレチン(血管を拡張、抗酸化作用)
- ケンフェロール(脂肪燃焼を助ける)
などが含まれています。
むくみとセルライトについて
メリロートは一言で言えば、血行を良くし、血流を改善するハーブです。
むくみやセルライトはそういった作用で改善するのでしょうか。
むくみはなぜ起こる?
そもそも、むくみはなぜ起こるか知っていますか?
むくみとは、本来、体内を循環すべき不要となった水分や老廃物が、静脈やリンパ液に溜まっている状態です。
通常、ふくらはぎの筋肉がポンプのような働きをして、静脈やリンパ液を動かし、老廃物を上半身へと押し上げ、最終的には尿や便となって外へ排出されます。
しかし、ふくらはぎの筋肉が衰えたり、静脈の血流が滞ると、ポンプがうまく働かなくなって「むくみ」として現れるのです。
ですから、常に心臓より下にある足にむくみが生じやすく、足を少し高くして寝るとリンパの流れが良くなってむくみが取れるのですね。
セルライトとは
では、セルライトはなぜ起きるのでしょうか。
血行が悪いといたるところに老廃物が溜まりやすくなりますが、その老廃物が脂肪細胞の代謝を乱すことで起こります。
脂肪細胞の代謝がうまくいかなければ、脂肪細胞はどんどん大きくなって、最後には細胞同士がくっついてしまうのです。
これがセルライト。
つまり、むくみを放って置くとセルライトができるのです。
むくみやセルライトへの効果は?
一定の手ごたえはあり
メリロートの血流改善作用が、むくみを減らし、老廃物がたまるのを防いで、セルライトもできにくくする、ということですが、メリロートを飲んだ人の感想を見てみると、一定の手ごたえはあったという人が多いです。
実際に血流が改善されているかは見ることができませんが
- 体がぽかぽかして汗をかくように
- ふくらはぎがほっそりしてきた
- 肩こりが和らいだ
といろいろな形で実感しているようです。
リンパマッサージや食生活の見直しも大切
メリロートを飲むだけでむくみはある程度改善されるかもしれませんが、あわせてリンパマッサージやふくらはぎの筋力をつけるよう心がけることも大切です。
リンパマッサージ
リンパマッサージはツボ押しのように、ぐいぐい押さないこと。
リンパは皮膚のわりと表面近くにあります。
血流をよくするビタミンEなどが配合されたクリームなどを使って、なでるように行いましょう。
ふくらはぎの筋力を
もっとも効率よくふくらはぎの筋力をつける方法は、つま先立ちやつま先歩きです。
1日数分でもつま先立ちをするだけで、ふくらはぎの筋力がアップし、むくみ解消になります。
食生活の改善
食生活でいえば、カリウムがむくみにもっとも効果的です。
アボカド、バナナ、キウイを積極的に摂りましょう。
これらはカリウム量が豊富な3大フルーツです。
メリロートの副作用
過剰摂取に注意
メリロートには副作用がまったくないわけではありません。
1日の摂取量の目安は有効成分のクマリン量で、0.1mg/kg/日です。
つまり、50kgの女性であれば1日5mgです。
しかし、日本で販売されているサプリメントの中には1日でクマリン量として10mg含有されている商品もあり、メーカーの用量を守っていても、過剰になっている場合があります。
過剰摂取によって起こる副作用は、肝障害や胃腸障害です。
具体的には
- 体が異常にだるくなる
- 食欲がなくなる
- 吐き気
- 下痢
などです。
何か体に異変を感じたら、メリロートの副作用である可能性もありますので、すぐ中止するようにしましょう。
メリロートサプリメントを選ぶ時の注意点
信頼できるメーカーを選ぶのもひとつの方法ですが、まずはメリロートの含有量よりも、クマリンの含有量を確認することが大切です。
先ほど言ったように、有効成分クマリンの摂取量が目安を超えているものもあるからです。
メリロートエキス中のクマリン濃度は、商品によって異なり、その幅が大きいです(0.5%以下の濃度~6%濃度のものまで)。
クマリン量を確認し、最初は少ない量から試してみるのがおすすめです。
メリロートサプリメント
当ブログではメリロートが含まれるサプリメントをご紹介しております。
足のむくみや脚やせサプリ⇒メグリスリコピンプラス
バストアップ×ダイエットサプリ⇒ボンキュート
参考になれば幸いです。
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