同棲中の彼や夫に家事を手伝ってほしいのに、なかなか手伝ってもらえなくてイライラした経験はありませんか?
服や靴下は脱ぎっぱなし、こちらが忙しくしていてもお構いなしにダラダラ過ごす・・・
手伝ってもらっても、台所がかえってべちゃべちゃになってしまたりと踏んだり蹴ったりという方も多いのではないでしょうか?
今回は男性を家事メンに育成すべく、お手伝いのお願いの仕方についてお伝えいたします。
目次
子育てと同じ!?男を動かしたい時の注意点とは
脱ぎ散らかした服をちゃんと洗濯機に入れてと毎回注意しても、治らない。
手伝ってとお願いしても、返事だけでなかなか動いてくれない。
ようやく動いても目に見えて嫌そうにやっている。
これらの様子って子供と似ていませんか?
そう、家事に対する男性の姿勢は子供と全く同じなのです。
男性を動かす時は、子育てしている気持ちで挑みましょう。
家事メン育成と子育てで大切なのは、お願い事の伝え方です。
「勉強しなさい」
といったように強制的な感じを感じさせずに、いかに相手のやる気を引き出せるかがキーポイントなんですよ。
無理矢理やらされている感を感じさせない!
男性が最も嫌がるのは、上からの言い付けです。
「どうして○○してくれないの」
「○○してよ」
というお願いの仕方は、相手にマイナスの感情を抱かせてしまいます。
無理矢理やらされているという感じを受けるため、それに無意識の内に抵抗してしまうのです。
強制的にやらされる事ほど、嫌な物はないですよね。
自分からしたくなるように仕向ける!
男性を動かすためには、自分から動きたくなるように誘導する事が大切です。
そのためには、彼のやる気スイッチを押してあげる必要があります。
男性のやる気スイッチといえば、「プライド」です。
家事をしている自分が好きになるようにプライドを気持ちよくくすぐってあげましょう。
そうすると、今まで動かなかった男性が嘘のように家事メンに変身しちゃうのです。
彼にお願い事を聞いてもらうための3つの秘訣
それでは、一体どのようにして彼のやる気を家事に向けさせればいいのでしょうか?
上手にプライドを誘導するためには、お願い事にプラスαの工夫がとっても効果的です。
今回は、私が実践して特に効果的だった方法を3つご紹介いたします。
小さなYesで誘導する
いきなり難易度が高かったり面倒臭いお願い事をすると男性も動くのが億劫になります。
そんな時は、簡単なお願い事を積み重ねて誘導する事をオススメします。
瓶のフタを開けてもらったり、彼の目の前の物をとってもらったりすぐにクリアできるお手伝いをお願いして、そこでまず思い切り感謝と褒め言葉を浴びせます。
「やっぱりあなたに頼んでよかった」
「さすがあなたね。
本当に助かったわ。ありがとう」
すると男性は次にお願いされる事を断れなくなってしまいます。
心理学的にも、小さなYESを積み重ねると相手は断りにくいという心理現象が示唆されているんですよ。
褒め言葉とお願い事をセットにする
単発でお願い事をする時は、褒め言葉とお願い事を1セットにして伝えると効果的です。
男性は誰にでも出来るような事は、人に任せてしまう傾向にあります。
男性を動かすためには、「俺がやらなきゃいけない」「俺が今求められているんだ」と特別感と自己肯定感を感じさせる事がポイントです。
「あなたにお風呂を洗ってもらうとピカピカになって凄く嬉しいの。
今日もお願いしてもいいかな?」
「この前、脱いだ靴下を洗濯機に入れてくれてとても助かったの。
さすがあなたね。
これからも洗濯機に入れてもらえるととっても助かるな」
というようにとにかく相手を褒め倒していい気持ちにさせた所でお願い事をしてみましょう。
彼はルンルンで動いてくれるはずですよ。
肯定文でポジティブな言葉を使う
人間は、否定文を使われると自分が否定されたような気持ちになり、拒絶感を示します。
また、ネガティブな言葉は相手にネガティブな印象を与えて、お願い事自体が「ネガティブな事」と感じさせてしまいます。
彼をお手伝いに前向きにさせるためには、肯定文でポジティブな言葉を使うようにしましょう。
- 「服を脱ぎ散らかさないで」
- 「脱いだ服は洗濯機に入れてくれると助かる」
どちらも同じお願い事ですが、全く印象が違いますよね。
前者だと命令されているようで嫌な気持ちになりますが、後者だと相手のために動こうという気持ちになります。
お願い事をする時は、言葉のチョイスに気をつけてみてください。
最後に
私の旦那も最初は家事を何も手伝ってくれませんでした。
ですが、お願いの仕方を変えると、あら不思議、今では自分から「掃除機かけるね」というようにせっせと家事をしてくれるようになったのです。
大切なのは、否定や押し付けではなく、彼を肯定しやる気を促す事です。
そのためにも、是非言葉の使い方には、注意してくださいね。