普段何気なく行っているクレンジング。
みなさんはどんなクレンジング剤でどんな風にクレンジングしていますか?
そのクレンジング方法、本当に肌に合っていますか?
間違ったクレンジングはさまざまな肌荒れの原因になるほど、クレンジングはスキンケアの基本中の基本といえます。
そこで、肌に負担をかけずに肌荒れを起こさないクレンジングとはどんな方法なのか、ちょっと考えていきましょう。
目次
クレンジングと洗顔はどう違うの?
そもそも、クレンジングと洗顔はなにが違うのでしょうか?
洗顔の目的は皮脂などの汚れを取り除くことです。
一方、クレンジングはメイクの油汚れを落とすことが目的です。
化粧品には多量の油分が含まれているため水だけではなかなか落ちないのです。
また、最近では「汗や水で崩れない」ウォータープルーフの化粧品も増えています。
メイクをした日はしっかりクレンジングで化粧品の油分を落とし、肌を清潔に保つ必要があります。
参照:シャレコ美肌カレッジ
間違ったクレンジングは肌荒れを引き起こす!3大NG!
みなさんがやってしまいがちな、間違ったクレンジング方法を紹介します。
しっかり洗っているのにも関わらず、肌荒れに悩まれる方は必見です!
力を入れすぎない
「メイクをしっかり落とさなくちゃ!」と汚れを落とすために、ゴシゴシ強く肌を擦ってメイク落としをする人がいますが、絶対ダメですよ!!
ごしごし擦ると角層が傷つきバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下すると外部からの刺激に敏感になるため、
- 乾燥
- 湿疹
- 痒み
などの肌荒れを引き起こします!
クレンジング剤は力を入れずに優しく馴染ませるようにしましょう。
その際、クレンジング剤の量が少なすぎると肌に摩擦を与えてしまいます。
適切な使用量を守るようにしてくださいね。
アイメイクをしっかり落とす
ついつい落とし忘れがちなのがアイメイク。
目元の皮膚はとても薄いため、アイメイクの落とし残しは
- シワ
- たるみ
に繋がります。
まぶたが色素沈着を起こし、黒ずんでしまう恐れもありますよ。
アイメイク専用のクレンジング剤や綿棒、脱脂綿などを使い、アイメイクはしっかり落とすようにしましょう。
ぬるま湯で洗い流す
クレンジング剤を洗い流すのに、冷たいお水や熱いお湯は禁物です。
35度くらいのぬるま湯で20〜30回ほどしっかりクレンジング剤を落とすようにします。
以上のことに注意して肌に負担をかけないクレンジングを心がけましょう。
また、正しいメイク落としにはクレンジング剤の選び方も大切になってきます。
いろいろな種類があるため、肌質やメイクの濃さ、好みなどから合う物を選んで使うといいですよ。
参照:スキンケア大学
クレンジングのタイプ別にみる選び方のポイント
クレンジング剤には、
- ミルク
- クリーム
- ジェル
- リキッド
- オイル
- シート
など、いろいろな種類があります。
それぞれ成分やテクスチャーが異なります。
洗浄力もそれぞれ違うので、洗浄力の低いものからその特徴などを紹介していきますね。
マイルドなミルクタイプ
クレンジング剤の中でも一番洗浄力が弱いのがミルクタイプです。
肌への負担が少ないため、敏感肌や乾燥肌の人に向いているクレンジング剤です。
ただ、洗浄力を抑えてあるため、ベースメイク落としにはいいですが、アイメイクは別途違うクレンジング剤で落とす必要があります。
オールマイティーなクリームタイプ
肌当たりがソフトで汚れと馴染ませやすいのがクリームタイプのクレンジング剤です。
拭き取るタイプと洗い流すタイプ、どちらも可能なタイプの3種類揃っており、どんな肌質の人でも使えます。
さっぱりとした洗い上がりのジェルタイプ
さっぱりとした洗いあがりで、肌の刺激も少ないのがジェルタイプ。
- 油性タイプ
- 水性タイプ
の2種類があり、油性ジェルのタイプはオイルをジェル状にしてあるため、水性ジェルタイプよりもメイク落ちは優れています。
オイルやリキッドよりも洗浄力はマイルドで、肌への負担も少なくなっています。
ただし、オイルを含んでいるため、マツエクをしている場合は避けたほうがいいかもしれませんね。
濃いメイクもするっと落ちるリキッドタイプ
リキッドタイプは洗浄力が高く、ウォータープルーフのメイクや崩れにくいベースメイクもよく落ちます。
お風呂で使えるタイプのものも多いです。
リキッドタイプは油分が少なく、ニキビができやすい人に適しています。
また、オイルフリーのものもあるので、マツエクをしている人にもおすすめです。
ばっちりメイクも落ちるオイルタイプ
しっかりメイクも落とせるオイルタイプ。
舞台用など濃いメイクを落とす場合などによく使われています。
洗浄力が強いので、肌への負担が大きくなります。
オイルクレンジングは必要以上に皮脂を取ってしまうという問題があります。
が、最近では余分な皮脂だけを取り除き、必要な皮脂は残してくれる優秀なオイルクレンジング剤も出ています。
ただ、乾燥が気になるときやマツエクをしている人は、オイルクレンジング剤は避けたましょう。
手軽なシートタイプ
拭き取るだけでメイクが簡単に落とせるシートタイプのメイク落とし。
忙しいとき、疲れたときにはすごく重宝します。
ただ、アルコールや保存料を含んでいるものが多いため、肌への負担はかなり大きくなります。
肌を擦ってメイクを落とすという行為も肌を傷める原因になります。
毎日は避け、必要なときだけの使用にしたほうが良いでしょう。
参照:肌らぶ
まとめ
いかがでしたか?
冒頭でも書いたように、クレンジングはスキンケアの基本です。
いくら高くて評判のいい化粧水やクリームを使っていても、間違ったクレンジングをしていたら化粧品の効果も半減してしまいます。
肌荒れが絶えないという場合は、クレンジング剤を見直してみるといいかもしれませんよ。