妊婦さんにとって、妊娠線ってできたら消えないのではないか?
と不安で仕方ありませんよね。
また、産後落ち着いた頃に、お腹にできた妊娠線を見てびっくりすることもあると思います。
妊娠線ってそもそも何なのか?
そして、予防や消すためのクリーム、オイルを紹介します!
目次
妊娠線って何?
妊娠線は、妊婦さんができる線ですが、具体的には体のどこにできて、どんな色なんでしょうか?
スイカの模様のような肉割れ線
妊娠線とは、お腹が大きくなったり、急に太ることによって肉が割れたような線です。
線はスイカの線に似ています。
妊娠線の色は、赤紫色です。
(参考URL)http://ra-kurashi.jp/
50~60%の妊婦にできる
50~60%の妊婦さんにできるようです。
妊娠線っていつから出るの?
妊娠中期から妊娠後期にかけて、赤ちゃんが大きく成長する時期に妊娠線が出やすいようです。
お腹や太ももにできる
妊娠線はお腹全体、太ももにできやすいですが、ふくらはぎや、バストにできる人もいるようです。
妊娠線と正中線の違い
妊娠線と正中線って何が違うのでしょうか。
妊娠線は、スイカの線のように、
波模様の短い線で、複数できやすく、
- お腹まわり
- 太もも
- ふくらはぎ
などにできます。
一方、正中線は、おへそのあたりにできる一直線の縦線です。
妊娠線は、一度できてしまうと消えにくい線ですが、正中線は、一度できても消えやすい線です。
妊娠線の原因
そもそも妊娠線の原因は何でしょうか?
妊娠により急激にお腹が大きくなるから
急激にお腹が大きくなることで、真皮層の断裂が起きることが原因です。
つまり、急激にお腹が大きくなると、表皮の下の組織である真皮など(コラーゲン、弾性繊維)は、
柔軟性が低いので裂けることになり、断裂が線となって現れてしまいます。
肌の再生力が弱いから
妊娠中は、コルチコステロイドというホルモンの分泌が増加することによって、肌の再生力が弱くなってしまいます。
そのため、断裂が起こりやすくなってしまいます。
妊娠線のできやすい人
それでは、妊娠線のできやすい人ってどういう人でしょうか?
双子、三つ子の妊娠
双子、三つ子の妊娠は、一人の妊娠と比べてお腹が大きくなります。
そのため、急激に太りやすく、お腹の真皮などの断裂が生じやすくなります
痩せ型の人
もともと痩せ型の人が、妊娠によって嗜好が甘いものに変化し、食欲旺盛になることがあります。
つまり、痩せ型の人が、急激に太った場合に、お腹の真皮などの断裂が生じ、妊娠線ができやすくなります。
経産婦
前回、妊娠線ができた人は、同じように妊娠線がでやすい可能性があります。
つわりの時期に体重が増えた人
通常、つわりの時期は、体重が増えることはないのですが、
稀に「食べつわり」と言って、食べることで気持ち悪さを治すというタイプの人もいると思います。
こういう「食べつわり」の人は要注意です。
体重増加が著しくなれば、お腹の真皮などの断裂が生じやすくなります
35才以上の人
35歳以上の人は、35歳以下の人に比べて、皮膚の再生能力が弱い傾向にあります。
そのため、35歳以上の人は、断裂が起こりやすくなります。
乾燥肌の人
乾燥肌の人は、健康な肌の人と比べると妊娠線ができやすく要注意です。
乾燥肌の人は、もともと肌の状態が弱っているので、保湿機能がしっかりと働かない状態にあります。
したがって、乾燥肌の人は、肌の奥の真皮からしっかりと保湿することに心がける必要があります。
リンパや血行の流れが悪い人
リンパの流れが悪い人は、血流が悪く、肌細胞の老廃物などが蓄積されることが多いく、肌の弾力性が弱くなります。
その結果、妊娠線ができやすくなります。
例えば、妊娠前からむくみができやすい人、妊娠中に医師からむくみがあると言われた人は、マッサージをしてリンパの流れをよくしましょう。
太りやすい人
痩せているひとも妊娠線ができやすい一方、もともと太りやすい人も、妊娠によって更に太りやすくなりますので妊娠線がでやすいようです。
急激な体重増加は、妊娠線ができやすくなります。
太りやすい人は、食事制限に気をつけるようにしましょう。
皮下脂肪が多い人
皮下脂肪は伸びがないので、皮下脂肪が裂けてしまい妊娠性ができてしまうことがあるようです。
つまり、皮下脂肪が多い場合、それだけ皮膚が裂けやすい部分が多くなり、妊娠線がでてしまうようです。
皮膚の伸びがない人
例えば、皮膚をつまんで伸ばすときに、人によってその伸びの長さに違いがあると思います。
皮膚が柔らかく伸びの有る人は弾力があり、皮膚の断裂がおきにくいです。
一方、皮膚の伸びがない人は、弾力に乏しく、皮膚の断裂がおきやすいです。
そのため、皮膚の伸びがない人は、妊娠線ができやすくなってしまします。
体重管理ができない人
体重管理ができず、自分に甘いタイプの人は、妊娠中の食事をセーブできず、急激に太る可能性が高まります。
その結果、妊娠線ができやすくなります。
妊娠線を予防するための12箇条
妊娠線を予防する方法を紹介します。
妊娠前の体重を基準に、体重を12キロ以上増加させない
妊娠前の体重を基準にし、体重を12キロ以上増加させないようにしましょう。
二人分食べようとすると、絶対に太るので、妊娠前と同じ食事内容にしましょう。
ゆっくりと体重を増やす
妊娠をすると、赤ちゃんの体重や羊水、胎盤などにより体重は自然と増えます。
1ヶ月に1キロのペースでゆっくりと体重を増やしましょう。
また、妊娠後期は赤ちゃんが急激に大きくなるので特に注意しましょう。
脂質を抑えた食品をとる
脂質を抑えた食品をとるようにしましょう。
食欲があって食べることをやめられない人は、
- こんにゃく
- もやし
などのローカロリーのおかずを1品作るようにしましょう。
また、お菓子は、洋菓子やスナック菓子をさけて、和菓子や果物を食べるようにしましょう。
適度な運動
適度な運動をしましょう。
運動といっても特別なことをする必要はないと思います。
簡単にできる運動は歩くことです。
買い物にいくとき、電車を使うときは、1駅遠くの駅に向かうようにしてなるべく歩くようにしましょう。
入浴する
入浴は血行がよくなり、保湿効果もあるのでおすすめです。
毎日入浴するようにしましょう。
お腹を手でやさしく洗う
手で優しく洗いましょう。
タオルで洗うと肌にダメージを与えるかもしれません。
やさしくマッサージする
入浴後はクリームやオイルを使って、やさしくマッサージしましょう。
血行がよくなり肌にも良いでしょう。
毎日必ず保湿する
クリームやオイルを使って必ず保湿するようにしましょう。
皮膚を丈夫にする食品をとる
皮膚を丈夫にする食品をとることをおすすめします。
例えば、ビタミンCは、抗酸化作用があり、コラーゲンの生成力をUPさせ、肌の改善に効果があります。
ビタミンCは、すぐに体の外に排出されてしまうので、3食の食事毎に、ビタミンCを摂取するとよいでしょう。
ビタミンCは、
- 赤ピーマン
- じゃがいも
- さつまいも
- ブロッコリー
- 柿
- キウイフルーツ
- いちご
- みかん
- レモン
等に多く含まれます。
皮膚を守る
腹巻などしてお腹の皮膚を守りましょう。
また、脚や腕の妊娠線を防ぐために、長袖、長ズボン、タイツを着用するとよいでしょう。
ストレス発散
ストレスは肌によくありません。
ストレスを発散するようなことをしましょう。
- 好きな映画を見る
- 本を読む
食べること以外でストレス発散できることをみつけて実行しましょう!
産後にダイエットする、これ以上体重を増やさない!
産後に太る人もいるようです。
このような人は産後でも妊娠線のようなものができる可能性があります。
特に、断乳後、赤ちゃんにあげていたおっぱい分のカロリーを摂取して20キロ近く太る人も中にはいるようです。
断乳後はダイエットするように心がけましょう。
できた妊娠線を消すためのポイントを紹介
できた妊娠線は消えるのでしょうか。
消える人もいれば、消えない人もいるようです。
しかし、毎日、お手入れをすることで妊娠線を目立たなくすることはできるようです。
毎日必ず保湿する
まずは毎日必ず保湿するようにしましょう。
ダイエットする、これ以上太らない
妊娠中のダイエットは禁物ですが、甘いものを摂らないようにする、など心がけるようにしましょう。
既に12キロ以上増加した人は、特に気をつけましょう。
妊娠線に特化したクリームを塗る
妊娠線に特化したクリームを塗るとやはり効果があると思います。
自分の好きなクリームやオイルでもよいですが、悩んでいる人は、妊娠線専用のクリームを選ぶのもよいかもしれません。
美容クリニックに通院する
金銭的に余裕のある人は、美容クリニックに通院するのもよいでしょう。
体験談や他のママの意見
筆者の体験談や他のママの意見を紹介します。
筆者の体験談
妊娠5ヶ月頃~産後1年くらい、お腹まわりを中心にオイル(ホホバオイル)を塗っていました。
また、冬場は特に乾燥しやすく乾燥湿疹ができるタイプですので、皮膚科にいきビーソフテンという血行をよくするローションを処方してもらい塗っていました。
このビーソフテンを乾燥でかゆみが出やすい部分に塗り、さらに、オイルでほぼ全身塗り、お腹、足、腕、などは念入りにマッサージして保湿していました。
また、妊娠で増加した体重は、8キロだったこともあり、結果的に、妊娠線はできませんでした。
なお、ビーソフテンは赤ちゃんにも使える副作用の少ない保湿剤です。
妊娠中も安心して使えました。
皮膚科にいって保湿剤を処方してもらうこともおすすめです。
他のママの意見
次に他のママの意見を紹介します。
(参考URL)http://happy-ikuji.net/
『2回の出産経験がありますが、2人目のときの妊娠6ヶ月ぐらいから妊娠線に悩みました。
1人目のときは、気にはかけていましたが、あまりお腹も大きくならない方で、臨月でも一般の妊娠6ヶ月ぐらいのふくらみでした。
その為、あまりお腹の皮膚が伸びることなくいつも愛用していた保湿クリームを塗るだけ大丈夫でした。
しかし、2人目のときは経産婦ということで、お腹の大きさも1人目のときに比べてだいぶ大きくなりました。
妊娠線が出来たらやだなと思って気にはかけていましたが、お腹が大きく、上の子の世話も忙しく自分のことどころではありませんでした。
しかし、ある日気になって覗いてみると…もしかしたらと、鏡で見てみるとありました。
妊娠8ヶ月の時ですが、自分では見えないお腹の膨らみの下の方に出来ていました。
できるとなかなか消えないと聞いていたのでショックでした。
でも、ベルタの妊娠線クリームを塗り続けていたら、驚くほど薄くなりました。
→妊娠線クリームを塗ると妊娠線が薄くなるというのは本当のようですね。
『妊娠線が出来てしまったことは事実なので、これ以上増やさないようにと決めました。
妊娠線に効果があるというものをインターネットや、友人から調査して、どの商品を購入しようか悩みました。
高い物は本当に、効きそうなのですが、長い妊娠期間です。
出産するまで家計に負担なく買い続けられるものの方が、長く愛用できて最終的には効果があると思いました。
そして、価格的にも周りの口コミも上々なベルタ妊娠線クリーム を購入しました。
今だけ初回500円で買えるのも嬉しかったです。
また、私は敏感肌だったので、肌にも優しそうなものを選びました。
お腹をマッサージするようにゆっくりと伸ばしながら使用しまし、保湿効果がとても高く使い心地もよかったです。
→妊娠線クリームは肌にも優しそうですね。
『妊娠線は、本当にショックです。
見えないところだからいいと気にしない方もいるかもしれません。
でも、毎日、お風呂に入るときに目に入る部分なので私はかなりショックでした。
子供達が大きくなったら一緒に海やプールにもいって水着も着たいと思っていました。
1人目のときに出来なかったので、油断していました。
できてしまって思ったことは、「はじめからケアをしておけばよかった」という後悔です。
できた後、慌てて使い始めました。
お腹に限らず、全身に使用し、その後の妊娠線や大きな肌トラブルもなく最後まで使用出来ました。
産後のケアにも使用できると書いてあったので、産後半年まで使い切るまで続けて塗っていました。
そのおかげか、できてしまった妊娠線も使い続けているうちに薄くなり、ほとんど目立たなくなりました。
ちょっと、ケアしはじめるのが遅かったと思いますが、ケアをしてよかったです。
太ももや、お尻にも出来ることがあると聞いていましたが、全くできなかったのはベルタ妊娠線クリーム おかげだと思っています。』
→妊娠線対策が遅くても、専用の妊娠線クリームで薄くなるようですね。
妊娠線クリームって効果ありそうです。
妊娠線を予防するためにオススメグッズ一覧
次に、妊娠線を予防するためのお勧めグッズを紹介します。
保湿クリーム、オイルなどを、全身に塗る
保湿クリーム、オイルなどを、全身に塗りましょう。
まず、専用の妊娠線クリームをおすすめします。
ベルタ妊娠線クリームは、妊娠線の予防だけでなく、できてしまった妊娠線を薄くできる効果があるようでおすすめです。
- お腹
- 腕
- 胸
- ヒップ
- 脚
など全体に塗りましょう。
特にお腹の下の方はできやすいのですが、見えずらい場所なので注意して塗りましょう。
また、
- ホホバオイル
- ココナッツオイル
- シアバター
もお勧めです。
例えば、WELEDAというブランドのオイルは無添加で香りもよくおすすめです。
また、経済的に安く抑えたい人は、
- 無印良品のホホバオイル
- ベビーワセリン(赤ちゃん用のワセリン)
- ベビーオイル
もおすすめです。
また、私の個人的なおすすめは、皮膚科を受診し、肌を守る専用のローション(例えば、ビーソフテン、ヒルロイド等)を塗ることです。
やはり皮膚科医という専門家から処方してもらうのはベストかと思います。
また、保険がきけばと経済的にも安く肌にも最適なものを塗れるのでおすすめです。
皮膚を丈夫にする食品をとる
3食バランスよく食事をとり、
更に、ビタミンCが豊富に含まれる野菜や果物を多く摂取することをおすすめします。
腹巻で保湿する
腹巻で保湿することをおすすめします。
特にお腹は一番妊娠線が出やすい箇所なので、腹巻で保湿することをおすすめします。
妊婦服、妊婦下着
妊婦服、妊婦下着は締め付けが少なくリラックスできます。
肌への負担も少ないので、妊婦服、妊婦下着を着用することをおすすめします。
まとめ
急激な体重増加は妊娠線ができやすくなります。
1ヶ月1キロのペースで体重増加を管理しましょう。
また、妊娠中から保湿を行うことで妊娠線を予防することができます。
できてしまった妊娠線については、専用の妊娠線クリームを塗ることで薄くすることができます。