あなたは今、彼の束縛に悩んでいませんか?
独占欲が強く、異性との接触を極端に嫌う男性と付き合うととても大変ですよね。
逐一報告を求められたり、スマホや鞄の中身を見るのは当たり前・・・
「いつも一緒」が基本で、下手をすると周りから孤立させられる。
彼の事は好きだけど、このままじゃ私の精神がおかしくなっちゃう!
けれど、実は束縛をして辛い思いをしているのは、彼も同じなんですよ。
彼のそんな気持ちを理解してあげると、あら不思議!
結構簡単に束縛は改善できちゃうのです。
今回は、彼が束縛をしてしまう理由と束縛の改善策をお伝えいたします。
目次
独占欲が強い束縛男は自分に自信がない!
束縛男は自分に自信がありません。
ただわがままで、あなたをがんじがらめにしている訳ではないんですよ。
独占したがるという事は、独占しないと自分の手元から離れてしまう不安があるという事です。
彼は一体どのような心の闇を抱えているのでしょうか?
コンプレックスが多い
彼が抱えている闇は、コンプレックスです。
たくさんコンプレックスを抱えていると、「自分のここがダメ」というように自分に対して否定的になります。
- 俺なんか
- どうせ俺は
- どうして分かってくれないの?
という口癖が多かったり、他人の悪口をよく口にする男性は特にコンプレックスが多い傾向にあります。
自分を自分で受け入れられないが故に、あなたに受け止めてほしいと強く思うのです。
また、自分の嫌な部分がたくさんあるから、他人の嫌な部分が目につきやすく、攻撃してしまうんですよ。
愛される自信がない
- コンプレックスが多い
- 自分に否定的
だと、自分を愛せません。
自分を愛せないので、他人に愛してもらいたいという欲求が異常に高くなります。
その反面、自分で愛せないような人間を、他人は愛してくれないという感情が芽生えます。
自分の中に、人に愛されるだけの価値を見出だす事ができないのです。
そのため、どれだけ愛情表現されても疑いの目で見てしまいます。
また、一度浮気されたり遊ばれた経験があると、トラウマとしてより強く脳に愛されない自分がインプットされます。
「愛してほしいけれど、愛されている自信が持てない」
この相反する葛藤から、独占したいという束縛が生まれるのです。
目に見えない物が怖い
愛される自信がない人間は、常に不安や疑いを心の中に抱えています。
それは、不安や疑いを持つ事で、自分にとって嫌な出来事が起こった時に、傷を最小限に抑えられるからです。
不安や疑いは一種の自己防衛策なんですね。
しかし、マイナスの感情を抱き続けるのは、人間にとって大きな負担になります。
そこで彼は、目に見える形で不安を除去しようとするのです。
- スマホを見たり
- 異性との接触を制限する
のは、確固たる安心感を得たいからなんですよ。
目に見えない物ほど、人間の不安を煽る物はありません。
彼は不安や疑いを持つのが辛くて、目に見えない物を排除し、目に見える物に頼ろうとしてしまうのです。
たった3つの方法で彼の束縛は改善する!
こうやって束縛男の心理を解明していくと、彼も彼なりに苦しんでいる事がよく分かりますよね。
誰だって束縛なんかしたくないのです。
愛されているという充実感を感じて、余裕を持っていたいのです。
束縛行為は確かに自己中心的な行動ですが、束縛をする彼ばかり責めるのは解決にはなりません。
彼と付き合っていきたいのなら、束縛の根本的な原因を取り除く必要があります。
実はたった3つの事を実践するだけで、束縛はみるみる改善するんですよ。
彼の短所を長所として言い換えてあげる
まず、何よりも、束縛の根本原因になっている、自信の無さを改善しなければなりません。
自分に自信を持たせる事で、彼自身が自分を愛せるように誘導してあげるのです。
そのためには、丸ごとの彼を受け止める必要があります。
そして、彼が短所に思っている事を、長所として言い換えましょう。
短所と長所は表裏一体です。
- 神経質ならそれだけ細部にまで目が行き届く
- 不器用でドジならそれだけ人一倍頑張れるタフさがある
- 太っているなら体格が良くて安心感がある
大切なのは、見る視点です。
もちろんあなたが魅力的に思っている部分は、彼に積極的に伝えてあげましょう。
自らオープンにする
束縛する人間が恐れているのは、「目に見えない物」です。
人にもよりますが、異性と接触する事自体に嫌な思いをしているのではなく、「自分の目の見えない所」で誰かと接触されるのが嫌なのです。
要するに「隠れている事」に敏感なのです。
彼の束縛をやめさせたいのなら、自ら積極的に情報開示して「見える化」を図りましょう。
見えない物を極力減らして、オープンにされるだけで、安心感が格段にアップします。
あなたが見えなくするから、彼は不安を募らせ、束縛を激しくするのです。
束縛人間と付き合う時は、「隠す」という行為を極力控えましょう。
- 相手のため
- 心配かけたくないから
という理由は束縛人間には、通用しません。
隠すための言い訳にしか聞こえないのです。
束縛に対して怒らない
そして最もタブーなのが、「束縛に対して怒る」という行為です。
束縛に対して怒るという事は、
- 見てほしくない部分がある
- 何か不都合な事がある
- 開示するのを嫌がっている
というように捉えられてしまいます。
束縛に対して怒る事で、相手はより一層あなたの行動に疑念と不安を抱き、束縛を強めるのです。
やめてほしい事がある場合は、相手の不安な気持ちに寄り添って、不安を抱く必要がない旨と、不安を抱かないようにする代替案を提示すると良いでしょう。
そうする事で、彼はあなたの誠意をはっきりと目にする事が出来ます。
また、注意が必要なのが、「プライバシー」という言葉です。
プライバシーとは、「目にしてはいけない」相手の領域です。
プライバシーを盾に彼に反撃すると、彼は目に見えない恐怖にのまれ、目にしてはいけない領域を作るあなたに反発するようになります。
プライバシーという言葉は極力使わないようにしましょう。
最後に
私は加害者側の、つまり束縛をする方の立場でした。
私が束縛をするようになったのは、彼が様々なトラブルを隠していたからです。
まさに「目に見えない」物で、私の自信も、二人の信頼関係も崩れたのです。
彼を見張っている時は、本当に辛く、自分自身に疲れ、別れさえ考えました。
けれど、彼が「オープン化」と「怒らない対応」を実行してくれた事で、私は独占欲、彼は束縛から解放されました。
恋人からの束縛に悩んでいる方は、一方的に相手を責めるのではなく、どうしてそうなったのか相手の心に耳を傾けてあげてください。