あの一言さえなければ・・・自分の言った言葉を後悔した事はありませんか?
特に恋人同士や夫婦だと、「何を言っても許される」と思い、相手にキツイ言葉を浴びせてしまいます。
「まさかあの一言で」と別れを切り出された後で、自分の言った言葉の重みを理解するという悲しい結末を迎えたカップルをたくさん目にしてきました。
男性には、これだけは言ってほしくないという言葉の地雷があるのです。
今回は、これを言ったら一発アウト!
すぐに別れに直結してしまうような言葉をお伝えいたします。
目次
男の心をえぐる言葉の暴力とは?
男性は女性よりも言葉によるコミュニケーションを苦手としています。
だからといって、言葉に無頓着という訳ではないのです。
コミュニケーションが下手くそだからこそ、一つ一つの言葉が重くのしかかり、潰されてしまう時もあります。
言葉の裏を読む事ができないため、放たれた言葉を正面から受けてしまうのです。
そういう意味では、男性の方が、一つの言葉に対して敏感で繊細であると言えるでしょう。
時には、たった一言が原因で、貝のように相手に心を閉ざしてしまったり、最悪の場合、
- 別れ
- 離婚
を決意してしまいます。
それでは、一体男性の心をえぐる言葉の暴力とはどのような種類があるのでしょうか?
言葉の暴力その① 評価
評価は言葉の暴力です。
自分自身がどういう人間か、型にはめて決めつけられる訳ですから、暴力以外の何物でもないですよね。
特に男性は、自己実現のために力を尽くす生き物です。
- 認められたい
- こうなりたい
という想いを抱いている時に、
「あなたはこういう人間だ!」
と自分が描いている真実とは違う事を、あたかも正しいかのように言われるとどうでしょうか?
相手を自分の敵だとみなすか、少なくとも自分を理解している味方ではないと判断しますよね。
女性はよく男性を決めつけて話してしまいますが、その度に彼や夫は心に傷を負っているのです。
言葉の暴力その② 否定
否定はまぎれもない暴力そのものですよね。
人間には、自分の存在価値を肯定してもらいたいという基本的な欲求が誰にでもあります。
- 誰かに認められたい
- 自分は正しいと言ってもらいたい
心の中で叫んでいるのです。
特に男性は、一人前の一人の男として認められたいという自己承認欲求が強い傾向にあります。
それは、男性にとって最も恐ろしいのが、「挫折」だからです。
今までの自分の生き方を否定される事ほど、挫折を味わう事はありませんよね。
男性は挫折を味合わせる人間を、本能的に遠ざけようとします。
つまり、今の自分や自分の努力を否定される言葉を投げつけられると、一気に心は別れへと傾くのです。
言葉の暴力その③ 比較
両親や学校などで他人と比較されて、嫌な気分になった経験のある方は多いと思います。
比較は、「誰かと比べてあなたは劣っているよ」と具体的に告知される残酷で暴力的な行為です。
集団として生きる女性は比較をしがちですが、男性は個を大切にする生き物です。
比較によって自分の個が侵害されると、自分を攻撃されたと判断します。
自分という生き物を比較される事ほど、男性にとって息苦しい事はないのです。
絶対に言ってはいけない言葉TOP5
- 評価
- 否定
- 比較
に関する言動が、彼氏の心をあなたから遠ざける事が分かりました。
けれど、これら3つの言葉の暴力なら全て別れに繋がるかと言えば、そうではありません。
致命傷になる評価もあれば、軽い傷ですみ、修復可能な評価も存在します。
それでは、一体どのような一言が別れに直結するのでしょうか?
具体的な言葉TOP5をご紹介いたします。
経済力を否定する言葉「稼ぎもないくせに」
男性は、自分の力を表す尺度の一つとして、経済力を用います。
ですので、「稼ぎがないくせに」というような経済力を否定する言葉は、彼氏そのものを否定する言葉と捉えられます。
今まで築き上げたプライドが一瞬にして崩壊する言葉なのです。
夫婦喧嘩の際にいいがちな言葉ですが、夫を一気に追い詰め、離婚へと加速させるので、絶対に言わないように気をつけましょう。
他の男性と比較する言葉「(違う異性の名前)なら、私の事分かってくれる」
男性は自分を誰よりも認めてくれる女性に安らぎや愛情を感じます。
ですので、他の男性と比較され、ましてや自分が劣っているように言われると、大きな挫折感を抱き、その女性に対して安らぎや愛情を感じなくなります。
ついつい友達の彼氏と比較して、
「○○ちゃんの彼氏ならこんな事しない!」
と言ってしまいがちですが、その一言は彼を改心させるどころか別れを決意させてしまうのです。
「自分よりその男が価値が高いというなら、そいつと付き合えよ」となるんですね。
浮気の原因にもなり得ます。
今の努力を否定する言葉「私の事好きなら、もっと頑張ってよ」
彼氏は彼氏なりにあなたとの関係のために努力をしています。
その努力を否定されると、
- どうすればよいのか分からない
- この人との関係に自分の努力は不毛だ
と捉え、お手上げ状態になります。
また、「私の事が好きなら、もっと頑張ってよ」というのは、相手に対する強い要求です。
要求は、人間を息苦しくさせ、その関係を解消して逃げたいという気持ちにさせます。
彼の努力を否定して、強い要求を出すと、男性は一気に戦意を失い、逃走態勢に入るのです。
人格を否定・評価する言葉「だからあなたはダメなのよ」
こちらは言うまでもありませんね。
冒頭でも述べたように、人間には自分の存在価値を認めてほしいという欲求があります。
否定や評価の中でも、特にきついのが、人格に言及した物です。
性格や見た目などは、その人が生きてきた今までを反映した物です。
それを評価され、否定されると、今までの自分の人生全てがダメだと言われたように感じるのです。
どれだけ喧嘩でヒートアップしても、人格に関する言葉は絶対に言わないように注意しましょう。
下手をすると激昂した彼に暴力を振るわれてしまいますよ。
家族や友人を否定・評価する言葉「あんな友達と付き合うのやめなよ」
いくら彼自身が自分の友達や家族を否定するような言葉を言っても、あなたはそれに乗っかってはいけません。
家族は自分の人生に影響を与える最たる物です。
男性にとって、何よりも大切な守るべき物の一つと言えます。
その家族を評価され否定されるという事は、自分自身を否定されるよりも許せない事なのです。
また、友達も同様です。
男性は大なり小なり、友達に対して敬意を持って接しています。
上辺だけの付き合いが苦手な男性にとって、友達とは、心を許せ、尊敬できる大切な存在だと言えます。
その友達の事に関して言及されるという事は、自分の価値観を否定されるのと同じです。
「こいつとは考えや価値観が合わない」と一瞬で見切りをつけられてしまうでしょう。
最後に
言葉は使い方を間違えれば、一瞬でナイフに早変わりします。
相手の心をえぐり、修復する事のできない傷をつける事だってあります。
特に男性は、「立派な個人として認められたい」と強く感じる傾向にあります。
女性が何気なく放った一言で大きな挫折感を感じてしまう事もあります。
「ちょっと口が滑っただけ」では取り返せない、大きな溝を生んでしまうのです。
彼氏や夫と別れたくないのなら、今回ご紹介した言葉は絶対に言わないようにしてくださいね。