怒りは相手の悲鳴!すぐ怒る彼氏とストレスフリーに付き合うためのポイント

あなたの彼氏や夫はすぐキレるタイプの男性ですか?

男性の中には、ちょっとした事ですぐに怒り、周囲に当たり散らしてしまうタイプの方がいますよね。

そんなキレやすい男性を恋人に持つと、常にピリピリした空気になり、女性としてはたまったものではないです。

何とかすぐ怒る彼氏の性格を治したい・・・

そう思っているなら危険度MAXです!

恐らく彼氏は朗らかになるどころかより一層イライラを募らせるでしょう。

今回は、すぐ怒る男性の深層心理に迫り、彼氏とストレスフリーに付き合うための対策方法をお伝えいたします。

 



目次

 

すぐ怒る彼氏の心の中はこうなっている!

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怒りは人間にとって必要な感情です。

怒りを感じる事によって自分に迫ってくる危険を回避したり、自分が陥っている状況を改善していく事ができます。

けれど、怒りをコントロールできずに、怒りに支配されるようになると、自分にとっても周囲の大切な人にとっても大きなストレスになってしまいます。

すぐに怒り、キレてしまう彼は、怒りをコントロールできない状態だと言えます。

では、どうして彼はすぐに怒りに支配されてしまうのでしょうか?

実は、すぐにキレてしまう彼の心の中は、ある2つの事でいっぱいいっぱいになってしまっているのです。

 

彼氏の心叫びその① 対処できない感情でいっぱいいっぱい

怒りに支配されやすい人間は、不安感が大きい傾向にあります。

自分に自信がなく、常に不安を抱き続けて、心がいっぱいいっぱいになっているのです。

不安は人間にとってとても苦しい感情です。

抱えきれなくなった不安は、「怒り」という形で外へ逃れようとします。

特に過去に、

  • 大切な人に認められなかった
  • 人格を否定する言葉で傷つけられた事がある

このような男性は、その心の傷のせいで、より痛みに敏感になっています。

ですので、少しでも自分に対して脅威を感じると「心を守る」ために怒りを表に出してしまいます。

自分の心の痛みを、「あいつのせいだ」と他人に対して怒りを持つ事で、何とか処理しようといているのです。

つまり、彼は怒る度に心の中で悲鳴をあげているんですよ。

 

彼氏の心の叫びその② 攻撃された気持ちでいっぱいいっぱい

また、怒りやすい人は、相手の言動を攻撃と捉えてしまう傾向があります。

特に男性は、挫折に対してとても敏感で常に認められたいという欲求を持っています。

そのため、恋人がアドバイスのつもりで言った言葉に対しても、

「今の自分を否定された」と感じ、憤慨してしまうのです。

人間は、攻撃されたと感じると、本能的に防御の姿勢に入り、相手に反撃するようになります。

また、相手から反撃されると余計に自分が否定されたと感じ、より強く反撃仕返します。

あなたが彼氏とイライラの負の連鎖に陥ってしまっているなら、もしかするとあなたの言葉を彼が脅威と感じているからかもしれません。

彼は、「攻撃してこないで!」と心の悲鳴をあげながら、怒りという形で自分自身を守っているのです。

 



キレやすい彼氏とストレスフリーに付き合うためには?

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キレやすい彼氏の心の中を見てみると、何だか可哀相になってきませんか?
きっと今までは、

  • どうしてこんなに怒られなきゃならないの!
  • 八つ当たりされている

とあなたは感じていたでしょう。

けれど、真実は違うのです。

彼はただただ、不安で小心者で、傷つくのが怖くて、心の悲鳴をあげているだけなんですね。

ですが、隣でイライラばかりされても困りますよね。

実は、少しのポイントを押さえるだけで、キレやすい彼とストレスフリーに付き合っていく事ができるんですよ。

ポイントはたったの3つです。

 

被害者から抜け出す

まずは、イライラの連鎖を防止するために、彼の怒りにあなたが触発されないようにする事が大切です。

そのためには、「彼の怒り=心の悲鳴」という図式を常に頭の中に入れておきましょう。

この図式を頭に入れておくだけで、あなたの心の負担は嘘のように軽くなります。

それは、被害者から抜け出す事ができるためです。

彼のイライラに困るという事は、彼の怒りの被害者になっている意識が心の中にあるという事です。

被害者意識が心の中にあると、相手に怒りを感じ攻撃的になってしまいます。

すると、さらに彼から反撃をくらう事になります。

彼氏が怒っている時は、自分の中で苦しんでいるんだなと思っておきましょう。

 

「私は」を主語にする

次に、彼氏が怒りにくい環境を作ってあげると良いでしょう。

そのためには、彼の領域に侵入しない事が大切です。

何かをしてほしい時や、彼氏に不満を感じた時、「あなたは」という主語を使うと、彼は自分の領域に侵入され、攻撃されたと勘違いしてしまいます。

この勘違いを防ぐためにも、「私は」を主語に彼氏と会話するようにしましょう。

「私」を主語にする事で、彼は自分の領域を守る事ができ、あなたとの関係改善に具体的な解決策を見出だせるようになるのです。

 

相手を変えようとしない

そして、最も大切なのが、「相手を変えようとしない」という事です。

男性は女性よりもはるかに、自分を否定されるという挫折を恐れています。

男性にとって「自分を変えられる」という事は、「今の自分」を否定されているという事なのです。

また、相手を変えようとすると「私は彼とのためにこんなにも一生懸命なのに、彼は一つも変わってくれない」と被害者意識が芽生え、イライラの負の連鎖が生じます。

人間は、変われる時にしか変われません。

それが、たとえ同じきっかけがあったとしてもです。

彼を変えようとするのではなく、今の彼でも出来る方法を探し、あなたが彼に対する向き合い方を変えていきましょう。

するとお互いに求める物と出来る事が一致し、二人の間にズレがなくなり、彼氏が怒りを感じる機会も減少するのです。

 

 

最後に

すぐ怒る彼氏に対して「あの人は一体何なのよ!」と怒りを感じてしまうと、お互いにストレスになるだけです。

今の彼氏や夫と別れる気持ちがないのなら、「怒りは彼の悲鳴だ」と心の向き合い方を変えてみましょう。

そうするだけで、イライラの連鎖を断ち切り、彼氏との関係に活路を見出だす事ができるようになりますよ。