お正月や合格祈願など、何かお願いごとが訪れる神社。
正しい神社のお参りの仕方を知っていますか?
知らないあなたはここでしっかり覚えましょう。
正しく参拝すれば、そのお願いごとも成就するかも!?
目次
正しいお参りの仕方
神様と人が交わり、祭りをする場所でもあります。
文部科学省の資料によれば、日本には8万5千もの神社があり、
登録されていない小さな神社も含めると、その数は10万を超えるといわれています。
参拝の仕方
参拝は、鳥居をくぐる所から始まっています。
- 鳥居をくぐる時は一礼
- 手水舎で手と口を清める
神聖な場所へ立ち入るのですから、神様に失礼のないように行動で示しましょう。
そして、参拝のルールもしっかり守りましょう。
- 鈴を鳴らす
- 2礼2拍手
- お願いをしたら最後に1礼
ただお賽銭を投げ入れて鈴を鳴らし、パンパンと手を叩くのはNG。
しっかり神様に届くよう、お願いをするときにも次のことに気をつけましょう。
- 自分の名前と住所を唱える
- 神様への感謝の言葉を述べる
きちんと自己紹介をし、神様へのお礼を伝えましょう。
おみくじの引き方
参拝が終わると、占いのように軽い気持ちで、
おみくじを何度も引いたりしていませんか?
おみくじは神様からのメッセージ。
吉凶よりも大切なのは、何が書いてあるかです。
引くときは、神様に聞きたいことを心でつぶやきながら引いてください。
すると、おみくじの内容で神様からのお返事を知ることができます。
そして、結んで帰ることは、間違った風習です。
神様からのメッセージをいつでも振り返れるように、
願いごとが叶うまではお財布などに入れて持ち歩くようにしましょう。
そして、自分の中でストンと気持ちが納得できたときに、
おみくじを神社に結びに行きましょう。
NG行動
神社ではNG行動もあります。
次の3つは、必ず守ってください。
- お賽銭を投げて入れない
- 参道の真ん中を歩かない
- 虫を殺さない
例えばあなたが大好きな何かを貰うときに、投げて渡されたらどう思いますか?
神様だって、お賽銭を投げられてもうれしくありません。
金額ではなく、誠意を伝えることが大切です。
また、誰かと連れ立っていくときは特に、参道の真ん中を歩いてしまいがちですが、
参道の真ん中は、神様の通り道。
道の端を歩くように気をつけてください。
そして、蚊など、小さな虫をむやみに殺してはいけません。
避けたり、払ったりするようにしましょう。
参拝はいつ行うのがベスト?
初詣
新しい1年が良い1年でありますように、お願いに行く初詣。
現代では、元日に限らず、松の内(1月7日)までが初詣の期間とされています。
元日から仕事をしている人が増えたことなどが理由で、
このようになったと一説では言われています。
初詣以外ではいつ行ってもOK?
では、お正月以外に、神社に行くのに適した時期はあるのでしょうか?
神社には、365日、毎日お参りに行ってもいいです。
神様は来る者を拒まず、あなたが参拝に来てくることを喜んでくださいます。
いつだって、神社に足を運びましょう。
何時ころに行くのがいいの?
では、参拝の時刻はいつ頃がいいのでしょうか?
参拝は、午前中がベストとされています。
時間が経つにつれ、祈りの魂が留まり、悪い気となってしまうのです。
特に、17時以降は行かないことも運気を下げないポイントです。
初詣は夜中に行く人も多いですが、普段は、夜は参拝してはいけません。
神社は毎日、朝とともに浄化されます。
朝、起きてすぐに参拝に行くと、最高の1日をスタートさせることができますよ。
まとめ
神社への参拝は、決して特別なことではありません。
今日、ちょっと嫌なことがあった、なんだか心がモヤモヤする。
そんな時は神社に参拝に行ってみてください。
敬意を持って正しく参拝すれば、神様がきっとあなたを守ってくれますよ。