若い頃はそんなことなかったのに、最近は飲んだ次の日にお酒が残ってしまうことが多くなったなぁ…という人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなオトナの強い味方「ウコン」のお話です。
目次
二日酔いと年齢
お酒が大好きな私がここ数年で強く思うのが、そんなに飲んでないのに何で二日酔いになるんだろう?ということ。
酔うのも早くなった気がするし、何より次の日が辛すぎる…。
そこで、やっぱりこれって年齢のせいなの?
と気になったので、調べてみました。
二日酔いの原因は1つではない
二日酔いになる原因は1つだけではありません。
一般的な原因と症状、さらに年齢が関係している原因もあわせてご紹介しましょう。
一般的な原因と症状
- アデノシンによって起こる二日酔いは、血管の拡張によるもの
- 脱水症状は言葉の通り、身体の水分不足により起こる症状
- 低血糖症は、肝臓がアルコールの分解に全力を注ぐせいで起こる現象
- アセトアルデヒドは肝臓がアルコールを分解したときに生まれる物質、これが体内に残ってしまうと二日酔いの症状が出る
- 胃の塩酸分泌は、アルコールの影響で胃が胃酸をたくさん分泌し、いわゆる胃酸過多の状態になること
- メタノールによる二日酔いは、主にウイスキーやワインなどの洋酒が原因で起こる
参考URL:http://hangover.hajime123.net
老化による身体の衰え
二日酔いにならないためには、胃や肝臓をはじめとする内臓などが十分に働いてくれることが不可欠です。
でも身体は年齢とともに老化してしまうので、残念ながら歳をとるごとに身体がお酒に対応できなくなっていく人は多いでしょう。
年齢を重ねるにつれて肝臓が生成する抗酸化物質が徐々に減少していく。
こうなると、体内から排出しきれない毒素が頭痛や吐き気といった、典型的な二日酔いの症状を引き起こしていく。
若い頃からお酒を飲み過ぎている
これも年齢に関わることですが、若い頃からお酒が好きでたくさん飲んできた人は、あまりお酒を飲まない人に比べると肝臓の機能が弱まっていることもあるようです。
次の日にお酒が残るようになってきたことを自覚し始めたら、そろそろオトナの飲み方へ変える時期が来たということですね。
飲む前に飲んで二日酔い対策
二日酔いの予防として有名なのは、コンビニなどでよく売っている「ウコンの力」など。
「ウコンの力」は“飲酒前に飲むと二日酔いになりにくい”という魔法の液体ですが、私はそれとは違うカプセルのタイプを飲んで効果を実感しました。
私が試したのは、最近ドラッグストアでも売っているファンケルの「ウコン革命」という商品です。
これを飲んでからお酒を飲んだ次の日は、本当に二日酔いにならなくて感動しました。
でも、なぜ「ウコン」は二日酔い予防になるのでしょうか?
ウコンの種類や使われているもの
実はウコンにはいくつか種類があって、二日酔い予防に使われているのは「秋ウコン」というタイプ。
他には「春ウコン」や「紫ウコン」などがあります。
秋ウコンは別名「ターメリック」とも呼ばれていて、日本のカレー粉に使われていたり、根や茎に含まれている「クルクミン」は染料の原料としても使われていたりして、実は割と身近にあるものです。
クルクミンの効果と副作用
先ほど二日酔いの原因になるものをいくつかご紹介しましたが、その中のアセトアルデヒドという物質を早く分解してくれるのがウコンの「クルクミン」という成分。
つまり、飲む前はもちろんのこと、アセトアルデヒドが原因で起こった二日酔いなら、症状が出てから飲んでも効果的だということです。
ただし、クルクミンを摂りすぎると副作用などがありますので、毎日のように飲み続けるのは控えた方が良いでしょう。
サプリメントによる過剰摂取や長期にわたって大量に摂取し続けると、肝臓に負担がかかり、肝機能障害を起こす恐れや悪心・下痢などの症状が副作用としてあります。
肝臓に疾患がある人や妊娠している人・授乳中の人は、病院の先生に相談してから飲むようにして下さいね。
商品ごとに違う成分
同じ”ウコンが入った商品”でも、「ウコンの力」には「ウコンの力SUPER」という商品があるように、クルクミンの含有量などがそれぞれ違うので一概にどれが良いとは言えません。
例えば、
- 「ウコンの力」にはクルクミンが30㎎
- 「ウコンの力SUPER」には40㎎
- ファンケルの「ウコン革命」にも40㎎
また、
- 「ウコンの力」には「ビクサロン」や「ビタミンB4種」
- 「ウコン革命」には「3つのクルクミン」と「ポリコサノール」
が入っているようです。
参考URL:http://www.fancl.co.jp/
おわりに
いかがでしたか?
二日酔いの症状は人によっても違いますし、飲んだお酒によっても変わります。
ご紹介した商品以外にも二日酔い予防になるものはたくさん出ていますので、自分に合うものを探してみるのも良いのではないでしょうか。
くれぐれも、お酒もウコンも飲み過ぎには注意して下さいね!