ケンカ中、彼が拗ねてしまって対処に困った経験はありませんか?
明らかに彼が悪いのに、意地でも謝ろうとしてこなかったり、こちらから謝っても取り合ってくれなかったりして、余計に喧嘩をこじらせてしまう方も多いでしょう。
「ほんと男って面倒臭い」と心底思ってしまいますよね。
今回はそんな意地っ張りな男性への対処法をお伝えいたします。
目次
男は意地を張ると自分の殻に引きこもる!
男が意地っ張りになるのは、プライドの高さゆえです。
しょうもないプライドを捨てる事が出来ず、プライドを傷つける全ての物から自分を守ろうとします。
そのため、男性が一度意地を張ってしまうと、自分の殻に閉じこもり鉄壁の守りに入ってしまいます。
全身全霊を込めて自分を守っているので、その殻を崩すのは至難の技なのです。
彼がケンカ中に心を閉ざすのはあなたが原因かも!?
それでは、男性はどうして自分の殻に閉じこもってしまうのでしょうか?
その原因の多くは女性側にあります。
男性は女性よりも言葉の戦いが苦手なので、すぐに守りに入ってしまうのです。
言葉の選択や使い方を間違えると、彼を追い詰めてしまい、固い固い殻の中に閉じ込めてしまうんですよ。
自分の殻にこもっている男の心理状態
意地を張って自分の殻に閉じこもっている男性はどのような心理状態なのでしょうか?
敵を落とすには、まずは敵を知らなければなりません。
スネた彼の心を開くためには、彼が考えている事と求めている事を知る必要があるのです。
意見を聞いてほしい
女性が話を聞いてほしいように、男性も話を聞いてもらいたいという欲求を持っています。
意地を張っている男性は、自分の意見を聞いてもらえない事に不満を感じている事が多くあります。
どれだけ主張をしても、反論ばかりで受け入れてもらえない・・・
男性は自分の意見を聞いてもらう最後の手段として、自分の殻に閉じこもり、ストライキを起こすのです。
戦って負けるくらいなら試合を放棄する
一般的に女性は男性よりも口が達者です。
男性はそれをよく心得ており、言葉では彼女や妻に勝てない事を悟っています。
けれど、戦いに負けたくないのが男の性です。
言葉でやり込められるくらいなら、ケンカ自体を放棄してしまう方が自分の威厳も保てるし、男性にとってのストレスも軽くなるのです。
自分を認めてほしい
人間は自分の価値や存在を認めてほしいという欲求を持っています。
近しい人であればあるほど、その人に認められたいという欲求は強くなります。
ケンカ中に自分の人格を否定したり、「あなたはこういう人間だ」と決めつけられると、「この人は自分を認めてくれない人間」というようにインプットされます。
「認められない」という現実から逃避するために、自分の殻に閉じこもってしまうのです。
自分を抑えるために全てをシャットアウトしたい
男性は一度に複数の事が出来ないため、ケンカ中にあれこれと様々な方面から攻撃されるとキャパオーバーになり対処できなくなります。
この状態の男性は非常にストレス過多になっており、爆発寸前の自分を抑えるのに必死です。
彼が意地を張って自分の殻に閉じこもるのは、冷静になって自分を抑えるためでもあるんですよ。
そこを私のように攻撃し続けると、暴力となって爆発してしまうので注意しましょう。
意地を張った彼の心を開くにはコツが必要だった!
殻に閉じこもった彼の心理が分かったら、後は彼が求めている事をしてあげるだけです。
ですが、意地を張った男性は一筋縄では対処できません。
男性の心をこじ開けるためには、ちょっとしたコツが必要なのです。
謝罪に自分の気持ちと理由をプラスする
まず、始めにしなければならないのが謝罪です。
謝罪をする事で男性のプライドを傷つけずに殻から出させてあげる事が出来ます。
ですが、ただ謝るだけではダメです。
謝罪をする時に、自分の気持ちと彼を攻撃してしまった理由、自分の悪かった点をきっちり述べましょう。
理由をつける事で人間はその言葉を受け入れやすくなる性質があります。
また、自己開示を自分から積極的にする事で、相手も自己開示してくれるようになるんですよ。
ここでのポイントは、下手に出て彼に「仕方ないな。俺がいなきゃダメだな」と思わせてプライドをくすぐってあげると案外簡単に心を開いてくれますよ。
言葉ではなく行動を誘導していく
私が実践して一番効果的だと思ったのが、こちらの方法です。
意地を張った男性は口を貝のように閉じています。
元々口下手の男性が口を閉ざすのですから、そこに「何か言ってよ」「気持ちを聞かせて」と言葉を引きだそうとしても無駄です。
そうではなく、「本当はケンカなんかしたくないと思ってるなら首を縦に振ってくれないかな」と気持ちと行動をリンクさせて誘導していくのです。
その時に「私はあなたと早く仲直りがしたいな。あなたも同じように思ってくれてるかな?」と自分の気持ちをつけ加えると効果的です。
私の夫はどんなに意地を張っても行動で誘導していくと、いつも最後には自分から甘えてくるように謝ってくるんですよ。
優しくお茶目に接する
そして最大のポイントは、「優しく!お茶目に!」です。
駄々をこねている子供をあやすように優しく問いかけてあげましょう。
男性は謝りたいと思ってもなかなか実行できない生き物なので、こちらから和やかな空気を作って仲直りしやすい環境を演出してあげましょう。
彼が思わず噴き出してしまうような行動をとったり表情を見せてあげると、知らず知らずの内に殻がなくなってしまうのです。
最後に
意地を張って自分の殻に閉じこもった男性は、大人と思ってはいけません。
3才くらいの駄々をこねている子供と思って接すると意外とすんなり心を解かす事が出来ます。
今回ご紹介した方法でもダメな時は、いったん放置して普段通りに接するようにすると良いでしょう。
彼が殻から顔を出した時は、必ず彼の話を最後まで聞いて全て受け止めてあげるようにしてくださいね。