つわりと仕事。つわりがヒドくて入院した私が乗り切る方法を教えます!

妊娠すると、今までの生活が嘘のような、経験したことのないような気持ち悪さが始まります。

例えるなら
数週間ひどい二日酔いになっているようなものでしょうか。

また、今現在、つわりと戦っている方、仕事ものままならず、悩んでいる方多いと思います。

仕事をしている人のために、職場でのつわり対策や、私のつわり経験談を紹介します。




 

目次

仕事をしている人って、どのようなつわり対策をしているの?

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つわりの気持ち悪さ、乗り切りたいですよね。仕事をしている人のための、つわり対策教えます!

上司に報告して理解を得る

まずは、仕事上で、突然休んだり、迷惑をかける可能性が高いので、上司には妊娠がわかった段階、心拍が確認された頃に報告しましょう。

安定期に入るまでは何があるかわかりませんので、公式発表は避けたほうが無難です。

 

通勤対策

通勤対策としては、まずは通勤のピーク時間帯を変更できたら変更しましょう。

電車内の臭いや人の臭いで気持ち悪くなることが多いので、車(タクシー)、または、徒歩で移動するようにしましょう。

 

職場の臭い対策

今まで感じなかった臭いを強く感じてしまうと思います。

例えば、加湿器の臭い、香水やハンドクリームの臭い、お弁当の臭いなどです。

マスクをし、臭いがひどいランチタイムは、外の公園や休憩場所にでましょう。

自分の席の近くに香水のきつい人がいたら、自分が場所をかえて仕事をすることを検討し、上司に相談しましょう。

 

職場の食べつわり対策

食べつわりの場合は、飴やガムなどを常備し、いつでも食べられるようにしておきましょう。

 

職場の吐きつわり対策

嘔吐用の袋を購入し、いつ吐いても問題ないようにしましょう。

また、吐きそうな時間帯があれば(例えば、夕方吐きやすい場合等あれば)、その時間帯をさけて勤務しましょう。

 

無理しないで休む

1時間ごとに吐いてしまう。

気持ち悪すぎて、通勤できない等、重症な場合は、無理せずに休みましょう。

また、産婦人科にも相談しましょう。

医師が診断書を書いて、会社に説明(提示)しましょう。

 

職場に迷惑をかけることへの罪悪感を乗り切る方法

多くの方は、

  • 会社に迷惑をかけてしまうなあ。
  • あの仕事誰が引き継いでいるのかな
  • 仕事無事に終えたかな?

など色々と心配になり、迷惑かける罪悪感に悩んでしまうでしょう。

しかし、やはり体調が悪い人は仕事できませんし、仕方ありません。

お腹の赤ちゃんを守るためにもゆっくり休み、違うことを考えましょう。

例えば、好きなドラマや映画などみて気分転換しましょう。

また、定期的に職場に電話し、問題を解決できるアドバイスがあれば伝えましょう。

 

キャリア中断に対する焦りを乗り切る方法

つわりで今まで築いたキャリアを崩壊させる気分になるでしょう。

休んでいる間に、次の重要な仕事を、他の人に取られてしまった、等もあるでしょう。

これも、仕方ありません。

自分とお腹の赤ちゃんのことを第1に考え、キャリア中断に対する焦りは忘れましょう。

また、出産後、復帰したら、努力次第で、キャリアを取り戻すことはできます。




 

私の体験談

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私のつわり体験談をおはなしします。

重症妊娠悪阻

私は、稀にみる妊娠重症悪阻になりました。

症状としては、食べ物が食べられず、飲み物が飲めない状態であり、にもかかわらず、吐くという状況です。

1日ごとに1キロ減量してしまう症状です。

私は妊娠6週目くらいから、吐きつわりになり、そのころから仕事を休み始めました。

その後、3ヶ月の間、ずっと仕事を休みました。

妊娠6~8週目くらいは、食べ物が少しでも食べられる、飲み物はなんとか飲むことができ、通院しながら点滴で乗り切っていました。

仕事はまったく手につきませんでした。

妊娠6~8週目くらいは、上司も私が少し休めば大丈夫だろう、と思っているようでした。

 

入院中の過ごし方

妊娠9週目くらいになると、5キロ体重減となり、食べ物のみならず飲み物が飲めない状態となり入院しました。

上司に、入院したことを伝えると、上司もあきらめてくれて、ゆっくり休みなさい、といってくれました。

入院をすることで、仕事に対するプレッシャーがなくなり、気分が楽になりました。

大部屋は、食事の臭いなど無理でしたので、個室ですごしました。

1日、4本の点滴をします。食べること、飲むことのプレッシャーがなくなり、精神的に楽になり、不思議と吐き気がおさまりました。

1週間くらいは絶食でしたが、少しずつ、ヨーグルト、お茶などのむように努力しましたが、無理しないように過ごしました。

入院期間は3週間でしたが、その後は、入院生活が嫌になり、水やヨーグルトなど少しだけでも摂取できたので家で過ごしながら通院(点滴)しました。

 

自宅療養中の過ごし方

とはいっても1日の摂取カロリーが500キロカロリーくらいだったので、ここからも、少しずつ痩せていきました。

妊娠前の体重を基準に、15キロ以上痩せたら、再入院しようと思っていたのですが、妊娠前の体重から10キロ落ちた頃(妊娠15週くらい)に、吐きつわりが終わりました。

自宅療養中では、自分で好きなテレビをみたり、ラジオを聴いてすごしました。

テレビは、意外と、食材を扱う番組やCMが多く難しかったので、ラジオを聴きました。

ラジオでは、主に国会中継を聴いて過ごしました。

国会中継は食べ物に無縁だったので、聞きやすかったです。

また、寝ている間は、気持ち悪くても暇ですので、国会中継など内容が深く濃いものがおすすめです。

 

傷病手当金

3ヶ月も休んで、お給料どうなの?という心配もあるかと思いますが、健康保険に入っていれば、傷病手当金(お給料の2/3)をもらうことができます。

医師の診断書が必要になるので、その点は注意しましょう。

参照URL:傷病手当金

 

会社を休んだ感想

つわりで苦しんでいる間、仕事について全くやる気がおきず、休んで正解でした。

また、入院をすることによって完全に仕事から解放された気分になり、精神的に楽でした。

確かに会社に迷惑をかけましたが、ちょうど不景気で仕事が少ない時期でしたので、私が休んでも、代わりのスタッフが快く仕事を引き継いでくれたというのもよかったかもしれません。

また、休んでいる期間は、無給の状態となり、会社にとっても人件費が抑えられてよかったようです。

また、体を十分休ませることによって、結果的に切迫流産を予防でき、お腹の赤ちゃんにとっては良いことだったと思います。

 

退院後の妊娠生活と仕事

妊娠5ヶ月後くらいには、吐き気もおさまってきましたが、体力の著しい低下があったことから、しばらく休み、妊娠6ヶ月後くらいに職場に復帰しました。

私は、6ヵ月後になると、他人の臭い(香水)、電車の臭いもなんとか耐えることができ、仕事もこなすことができました。

ただ、妊娠6ヶ月以降も、切迫流産や早産などに十分気をつけ、休憩をこまめにし、残業はしないようにしていました。産休前まで仕事を続けることができました。

また、妊娠悪阻で13キロくらいやせた体重も、あっという間に取り戻し、最終的には妊娠前の体重プラス10キロで出産しました。

また、子供も3キロで産まれ、いまのところ健康児です。

現在つわり中で、痩せていくことに恐怖を感じている方は安心してください。

 

 

まとめ

つわりに耐えることができる場合は、マスクをし、臭いを感じないような場所で仕事をするなどし、工夫してみましょう。

重症なつわりは無理しないで休みましょう。