年末の行事の一つ「帰省」
年末年始に実家へ帰省したり海外旅行などに出かけたりと長期休みを有意義に過ごしたいと思うところですが・・・
義理の実家への帰省はゆっくりできないことも多いでしょう。
女性にとって夫の実家(義実家)への帰省となれば少なからずとも気遣いが増えることでしょう。
そんな帰省に関しての最低限のマナーや喜ばれる手みやげの選び方をご紹介します。
目次
帰省の準備の際に知っておきたいこと
義実家への帰省は女性にとっては年末年始の憂鬱なイベントかもしれません。
もちろん昨今では実家の両親が厳しいばかりでなく、やさしい両親も多いので帰省がそれ程、苦にならない方も多いかと思います。
それでも年に一度の帰省となれば最低限のマナーを持って訪問するように心がけましょう。
そして、帰省を前に準備をしておきたいことがいくつがあります。
毎年のことで決まったことも多いかともいますし、帰省時のルールはその家や地方によっても異なりますが参考になれば幸いです。
帰省予定の連絡
帰省の際の宿泊先については様々だと思いますがもし実家へ宿泊するなら事前に連絡をしておくべきです
毎年、当然の様に帰省しているとしても最低限のマナーです。もし、実家には宿泊しないとしても到着の予定くらいは連絡しておくべきです。
また、帰省の連絡は2週間ほど前には済ませておくのが良いでしょう。
宿泊先の手配
多くの場合は実家への宿泊をすることになると思います。
ただ、その際には「寝床を用意してもらって当然」という気持ちではなくきちんと感謝の気持ちを伝えることが大切です。
逆に実家には宿泊しないという場合でも帰省のタイミングは事前に連絡をしておくほうがよいでしょう。
その宿泊先も帰省が決まった時点で予約を済ませておきましょう。
12月に入ってしまうと予約が取れなくなってきます。
場合によっては飛行機などの「早割」のようなサービスを計画的に利用することで予算的にも助かります。
持ち物の確認
帰省は普段の家族旅行とは少し趣の違う旅になります。
実家への年に一度の顔見せです。
いくつか持って行ったほうが便利だったり喜ばれるものをご紹介しておきます。
子供の写真
義両親にとっては孫の顔を見る数少ない機会となります。
1年ぶりにあう孫の成長に目を細めることでしょう。
せっかくの機会ですから1年の出来事を話しましょう。
そしてその時に数枚でもいいので各イベントなどの写真を見せながら話すと喜ばれます。
写真はわざわざプリントしなくてもと思いがちですが、記念に残るミニアルバムのようなサービスを利用し「手みやげ」の一つとして持参することもいいでしょう。
スマホの写真からアルバムを作るサービスは最近増えてきていますがおすすめは送料込500円でスマホから作れるフォトアルバム「TOLOT」でしょうか。
このジャンルの草分けとも言えるサービスです。
参考:フォトカレンダー 500円 TOLOT
また、スマホの写真からカレンダーを作ることもできますから必要に応じて1~2冊のフォトブックやカレンダーを作って行くと好感度アップでしょう。
逆に帰省の際にはスマホで写真を選んでいただきその場で注文して後日実家にフォトアルバムが届くなんていう粋な演出もいいかもしれませんね。
帰省時のマナー4つ
帰省の際には実家での振る舞いは難しいものがあります。
自分の常識がかならずしも義実家での常識とは限りません。
それどころか良かれとも思って行ったことでも地方や家柄によってはNGなこともあるようです。
そんなお互いの食い違いを招かないためにも帰省前には旦那さんとの話をよくしておきましょう。
実家の風習や常識的なことなど話してみると意外と自分の知らないことも多いことに気がつくでしょう。
また、義実家のことをあらかじめ知っておきスムーズな関係を保つ努力をすることに関して、旦那さんも好感を持ってくれると思います。
義両親との距離
最近の義両親はあまり仲良くすることが苦手な方もいらっしゃいます。
どの程度の距離を保って接するかは事前に旦那さんとよく話しておくことで無用なトラブルを避けられるかもしれません。
料理好きの義母であれば旦那さんが子供の頃に好きだった料理をおしえていただくのも良いでしょう。
ただし、必要以上に媚を売るような態度は逆効果ですからあくまでも自然体でいきましょう。
家事の分担や手伝い
家事は積極的に手伝う姿勢があった方がよいかもしれません。
また、家事をする際にマイエプロンを持参することで好感度は格段にあがるでしょう。
ただ、最初から張り切りすぎてあれもこれも手伝っていると「それが標準」になってしまいますから程々にしておきましょう。笑
朝の起きる時間
これも朝から活発に働く家庭とある程度の時間までゆったり過ごす家庭とまちまちです。
旦那さんに事前に情報を求めましょう。
義両親と起きる時間をそれとなく合わせることでスムーズに朝食の準備を手伝ってみましょう。
そして、優しい言葉をかけてもらえたなら、程よく手を抜くことも大切です。
帰省の手みやげの選び方
帰省の際の手みやげは毎年同じものではつまらないかもしれません。
いくつかの法則を守りつつ喜ばれて重宝される手みやげを持参しましょう。
また、逆に義両親のお気に入りのものがあるということであれば定番みやげとして迷わず持参してください。
もし余裕があれば+αとして参考にしていただければと思います。
基本的に喜ばれる手みやげは「消えもの」と呼ばれる食べ物や飲み物でしょう。
電車などの長旅であれば飲み物類は重量があるため軽めのお菓子などが定番と言えるでしょう。
車であれば飲み物でも苦にならないかもしれません。
そんな消えものの内パターンとして抑えておきたいのは以下のようなものです。
定番パターン
- ちら側の有名お菓子や特産品
- 道中の有名店のものや有名なお菓子など
- 話題になっているもの
また、実家の親戚の集まり具合などで持参する数量に関しては注意が必要です。
数量に関して
- 義両親だけで食べてもらうもの
- 仏壇に供えるもの
- 親戚の家の分
など計算しておく必要があります。
どん状況でも両親だけに少しでも特別に用意する配慮があればなお喜ばれるでしょう。
そして注意しておきたいのは子供達へのおみやげです。
親戚を見渡し小さな子どもがいる場合には多少の配慮をしておいた方がよいかもしれません。
また、お年玉の準備は多めにしておく必要があります。
いずれの場合もしっかり旦那さんにリサーチしておきましょう。
喜ばれる東京名物の手みやげ一覧
上記のようなことを踏まえて手みやげを選んでいくわけですが
一例として東京の定番みやげを紹介いたします。
東京名物土産
- 東京ひよこ
- 東京ばな奈
- 雷おこし
- 舟和の芋ようかん
- ガトーフェスタ・ハラダのラスク
- 小川軒レーズンウィッチ
- ねんりん屋バームクーヘン
- 洋菓子舗ウエストのリーフパイ
- 船橋屋のくず餅
まとめ
年に一度の帰省。
往復のUターンラッシュは過酷そのものです。
せっかく実家への帰省をするわけですから少しでも心地よく過ごしたいもの。
旅館ではないから大変面もありますがちょっとした気遣いで迎える方も訪れる方も気持ちよく過ごすことができると思います。
まだまだこの年末年始の帰省に間に合うことも多々あります。
少しでも素敵な帰省となりますように。