あなたは彼や夫に対してありがとうを伝えていますか?
今さら恥ずかしくて伝えられないという方や伝えなくても分かり合っていると思っている方は多いのではないでしょうか?
しかし、声にきちんと出す事と、言葉無しで伝わるという事は「質」が全然違います。
言葉で感謝を伝えるという事は、相手への明確な意思表示なのです。
今回はありがとうを伝え合う事がなぜ必要なのか、またありがとうを伝え合うためにはどうすればいいのかをお伝えいたします。
目次
ありがとうが男と女の円満に欠かせない3つの理由
冒頭でも述べましたが、「ありがとう」と言葉で伝えるという行為は自分から相手への明確な意思表示、働きかけなのです。
伝わっている事と伝えるという事は全くの別物です。
言葉無しで分かり合えているという関係は不透明な部分が多く、自分の中で完結してしまうものです。
つまり、自分の考え方や気持ちが不安定になればもろく崩れてしまいます。
また、「ありがとう」と言葉に出す事は、相手にとってプラスの働きかけになり、二人の関係を確実に良好にする事が出来るんですよ。
自分の存在や行動が肯定される
人間は100%の自信という物をなかなか持てません。
何か行動をした時に「本当にこれで良かったのか」と不安になったり、「自分は本当に必要なのか」と疑念を抱くことさえ少なくありません。
「ありがとう」と言葉にして伝える事は、相手に「これでいいんだよ」「あなたは私にとって必要だよ」と明確に肯定してあげるという行為です。
自分の存在や行動が肯定される事で、自信や安心感を得る事ができ、二人の関係に居場所を見つける事が出来るのです。
「尽くす」喜びが生まれる
「ありがとう」と喜びを伝えられると嬉しくなりませんか?
それは、自分の行動によって相手の喜びを「ありがとう」という明確な形で報酬として受け取れるからです。
「自分は○○という行動で相手に喜んでもらえる」という方程式が完成し、努力すれば「ありがとう」という報酬をもらえるという事が体に刷り込まれます。
すると、もっとたくさん報酬が欲しくなって「これをしたら喜んでくれるかな?」と新しい方程式を自発的に探すようになります。
「尽くす」事が喜びに変わっていくんですよ。
相手を味方と認識して心が開示される
「ありがとう」という言葉は先ほど述べたように、自分の存在や行動を肯定してくれる物です。
人間は自分を肯定してくれる物に対して、親近感を感じ、味方であると判断するようになります。
相手を自分の味方と判断するようになると、自分から安心して自己開示が出来るようになります。
つまり、ありがとうと伝え合う事は、二人の親密度を高めてより深い部分で繋がれるようになるのです。
ありがとうは習慣化しなければならない!
では、ありがとうを一回伝えればいいのかというとそうではありません。
ありがとうは積極的にどんどん使う事で、肯定感や喜びを増大させていきます。
出し惜しみをしてはいけない言葉なんですよ。
けれど、恥ずかしさで言葉に出来ないという方も多いですよね。
それは、感謝を伝え合う習慣が二人の間で形成されていないからです。
彼や夫と円満な関係を築きたいのであれば、「ありがとう」を習慣化させる必要があります。
そのためには、ちょっとした工夫が効果的なんですよ。
言葉と行動をセットにして伝える
習慣化するためには、言葉と行動をセットにする事がオススメです。
行動とセットにする事で、「ありがとう」を視覚化できるのです。
私が実践しているのは、「ありがとう」+チュウです。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、キスと言葉をセットにする事で、習慣になりやすく、二人のコミュニケーションもはかれて一石二鳥なんですよ。
ありがとうのチュウを始めてから、どんどん小さな事でもありがとうを伝え合いたくなり、お互いに「一緒にいて嬉しい存在」になる事が出来たのです。
自分から感謝の言葉を求める
日本人の中には、「見返りを求めない」美しさという物が定着しています。
ですが、見返りを求める事も時には必要になるんですよ。
私の場合ですが、何か相手のためにしてあげた時に、「ありがとうのチュウは?」と見返りを求めます。
そうすると、夫は「こういう事をしてもらった時はありがとうを伝えないと」「してもらうのが当たり前ではないんだ」という事に気付く事が出来ます。
自分の当たり前と相手の当たり前は違います。
言葉で求めないと分からない事もあるのです。
ありがとうと言ってもらえないと不満になるくらいなら、自分から相手を気付かせてあげる方がお互いにハッピーですよね。
あなたが見返りを求める事で、彼や夫もあなたに言葉で求めてくれるようになるんですよ。
相手に感謝するための機会を作る
「ありがとう」を習慣化するためには、相手に何かをしてもらう機会を増やすのも効果的です。
自分から進んで彼や夫にお願い事をしたり、お手伝いを頼みましょう。
「食器を運んでもらう」などのちょっとした事でいいんです。
それをしてもらった後にありがとうを笑顔で伝えるのです。
すると、相手は何かをしてあげる喜びを感じ、もっとお手伝いをしたくなります。
あなたも彼も両方ハッピーになるんですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ありがとうの伝え合いは、コミュニケーションの「目に見える」化です。
特に行動とセットにすると、より具体的にありがとうが体現出来ます。
言葉のないコミュニケーションは、二人の関係を不安定にする要因になります。
男女間を円満にするには、言葉で明確に意思表示して不安定要素を取り払う努力が大切なんですよ。